サプリメントと病気

しびれとサプリメント・・・・サプリメントと病気

手の先や足のしびれは、何とも表現しがたい症状ですが、しびれを軽く考えてはいけません。脳梗塞、脳出血などの重大な疾患が潜んでいる場合があります。
 右または左の手と足が同時にしびれる場合、脳の病気が考えられます。突然、発作的に起こった場合、脳梗塞や脳出血の疑いが濃厚です。こういったしびれが、いつと話に徐々に現れたなら、慢性硬膜下血腫や脳腫瘍である可能性があります。
 両側の足が同時にしびれる場合、脊髄に出血、梗塞、炎症、腫瘍などが起きているケースが考えられます。なお、脊髄の病気では手足のしびれ以外に、尿失禁を起こすこともあります。
 両方の手と足がしびれる場合、脳と脊髄の両方の疾患を疑う必要があります。脳の病変が大きく、両側の大脳機能がやられてしまうと、両手両足のしびれや麻痺が起こります。
 ウィルスが原因のポリオは脊髄の炎症を伴い、これに似た急性多発性根神経炎は、末梢神経の脊髄側から末梢部にかけて起こる炎症で、どちらも、両手両足のしびれや麻痺を起こします。 しびれには、血流を良くする為に、ビタミンEの摂取がお薦めです。

サプリメントアドバイス・・・ビタミンE

ビタミンEの大きな特長は、"抗酸化作用"を持っているということです。不規則な生活や偏った食事は、活性型の酸素(活性酸素)を増やして体内の脂質を酸化させ、細胞をどんどん壊してしまいます。これでは健康や美容にとって望ましいことではありません。
そこで、体内の脂質を酸化から守り、細胞の健康維持を助けてくれるビタミンEの"抗酸化作用"が役立つわけです。
しかし、脂溶性ビタミンであるビタミンEは、多くは大豆油やとうもろこし油、マーガリンなどの油や、脂肪の多いナッツ類などに溶けて存在しているので、たくさん摂ろうとすると余分な脂肪分まで摂取してしまいやすく高カロリーになりがちです。さらに、これらの植物油の摂り過ぎは、かえって細胞の酸化を招く恐れがあります。小松菜やカボチャなどの緑黄色野菜にもビタミンEが含まれていますが、なかなか十分な量は満たせないもの。そこで、低カロリーのサプリメントも上手に利用して、効率良くビタミンEを摂りましょう。

サプリメントアドバイス・・・高麗人参

朝鮮人参、御種子人参とも呼ばれる高麗人参は、古くから中国や韓国、そして日本において滋養強壮に優れた食品として珍重されてきました。中国では梁の陶弘景(452−536)という人が編纂した薬物書の古典「神農本章経」に早くもその名が現れ、漢の張仲景が著した『傷寒論』(196〜220年)にも、「113処方中21人に人参を配合処方した」という趣旨が記されています。
韓国にも、母親の病気を治すため岩山を上り高麗人参を採取したという1500年前の逸話が残されています。高麗人参に鶏肉、ナツメ、モチ米を使った参鶏湯(サムゲタン)が代表的な強壮料理であることは、広く知られるところです。日本でも奈良時代の739年に潮海国の使者により進上品として持ち込まれるなど、高麗人参の食効は早くから知られていましたが、とりわけ江戸中期の8代将軍吉宗の時代には、幕府の財政立て直し策として江戸城内で高麗人参の人口栽培研究が密かに行われ、その種子と技術を全国に配布、栽培を奨励しています。ちなみlこ、この経緯から高麗人参の別名を「御種子人参」と呼ぶようになりました。
残念ながら江戸幕府が全国に広めようとした高麗人参栽培の技術は、今では福島・長野・島根の3県のみに残されているに過ぎません。700年ほど前から栽培技術を確立し、量産化に成功している韓国とは対照的と言えるでしょう

サプリメントアドバイス・・・イチョウ葉

欧米では医薬品として扱われるイチョウ葉エキスです。イチョウ(銀杏)の葉を直接食べると、「ギンコール酸」によって胃腸障害やアレルギーをおこす可能性がありますが、ギンコール酸を除去し、精製したイチョウ葉エキスなら安心して摂取できると考えられています。イチョウ葉エキスは欧米で医薬品として扱われており、動脈硬化や肩こりなどの血行障害、老人性痴呆症の治療薬として広く使われています。日本で発売されているイチョウ葉エキスも同等の効果が期待されていますが、その有効成分は主に「フラボノイド」と「テルペンラクトン」です。
主な有効成分の働き
フラボノイドは植物の色素に含まれる成分の総称で、イチョウ葉にはフラボン、フラポノール、カテキン、ケルセチン、ケンフェロール、ルチン、ギンコゲチンなど20種類以上が含まれています。その特徴は老化を促進させる活性酸素を除去したり、血管を拡張させると同時に強化もします。
テルペンラクトンの方はイチョウ葉だけに含まれている物質で、50%がギンコライド、 50%がどロバライドという成分で構成されています。
ギンコライドは血小板活性化因子の働きを抑えることで、脳梗塞の引き金となる血栓を予防したり、アレルギー症状を緩和させますし、ビロバライドは脳の神経細胞を保護しアルツハイマー型の痴呆の予防に良いといわれています。それ以外にもビタミンCやクロロフィルなど多くの成分が含まれていますが、今後も新たな有効成分が発見されるのではないかと期待されています。
  注意点
過剰摂取により頭痛、めまい、胃腸障害、膨満感、下痢などがあります。イチョウ葉エキスには、血小板凝集抑制作用があり、併用すると出血が止まりにくくなったり、出血傾向が強まる可能性があります。手術の数日前には摂取を禁止しなければいけません。