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貧血とサプリメント


貧血とサプリメント
貧血とサプリメント
  動悸、息切れ、立ちくらみ、顔色が悪いなど・・・。胃潰瘍、がん、再生不良性貧血などの病気が原因となっているケースもあります。

 貧血とは、血液中の赤血球に含まれているヘモグロビンが減少する症状です。ヘモグロビンは、肺で受け取った酸素を全身に運ぶ働きをしています。そのヘモグロビンが減少すると、体の組織が酸欠状態になるわけです。頭痛、耳鳴りなどの症状が起こるのは、酸素不足によるものです。血液中のヘモグロビンが12g/dl以下の場合、酸欠と診断されます。
 貧血の原因として、もっともよく見られるのが鉄欠乏性貧血です。特に女性の生理の出血により、体内の鉄分が失われるため、鉄欠乏性貧血が多くみられます。無理なダイエットも、貧血の原因になります。食事の極端な制限のため、鉄分だけではなく、タンパク質、ビタミンB、B12、葉酸なども不足がちになるからです。
 動悸、息切れ、立ちくらみ、顔色が悪いなど貧血による諸症状のある人は、正しい食生活を心掛ける必要があります。貧血には鉄欠乏性貧血のほかに、胃潰瘍、痔、がん、子宮筋腫、再生不良性貧血などの病気によるものもあります。貧血の原因を、しっかりと把握することが肝心です。

   
  ヘム鉄とは動物性食品に含まれている鉄分のこと。

これに対し、植物性食品に含まれている鉄分を非ヘム鉄といいます。

ヘム鉄のほうが体内に吸収されやすく、非ヘム鉄の約10倍ともいわれます。ヘム鉄は、食物繊維やお茶の成分から吸収阻害を受けにくいポルフィリン環とペプチドの構造になっているため、消化管の中で吸収されやすい状態になっています。

   
葉酸
  葉酸は、ビタミンB群のひとつで、赤血球の形成を助けるビタミンです。赤血球の寿命は約4ヶ月。新しい赤血球がつくられるときに葉酸が不足していると、正常の赤血球ができなくなってしまうのです。  米国では葉酸は重要視されていて、栄養所要量は1人1日当たり400μgと、日本に比べて高めに設定されています。日本人の場合400μgを食事から摂取することが難しいと考えられていることから、所要量ではその半分の200μgに定められたわけです。 妊娠が分かる前から授乳期にかけては、特に葉酸は大切です。葉酸は、タンパク質や遺伝子であるDNA・RNAの合成に関与しているため、赤ちゃんの正常な発育に欠かせないのです。栄養所要量では、通常の200μgに加えて、妊婦については200μgを、授乳婦は80μgを付加することが必要であるとしています。さらに厚生労働省では、妊娠を計画している女性に対して、食品から摂る葉酸に加えて、1人1日当たり400μg(0.4mg)の葉酸をサプリメントから摂ることを推奨しています。
   
ビタミンB
  筋肉や皮膚、髪、骨など、私たちのカラダをつくるタンパク質は、肉や魚などの食事から摂ったタンパク質がそのまま利用されるわけではありません。タンパク質は、いったんアミノ酸に分解されてから、カラダに必要なタンパク質に再合成されます。このアミノ酸の合成や分解に必要なのがビタミンB6。
ビタミンB6は、B1、B2、B12、ナイアシン、パントテン酸、葉酸などのビタミンB群の仲間で、毎日の美容や健康、そして丈夫なカラダづくりには欠かせないビタミンです。
また、アルコールの摂り過ぎは体脂肪に変わって蓄積されることに注意が必要ですが、ビタミンB6はB2と同じように脂質の代謝にも関わっているため、お酒が多い方にもおすすめです。さらに、ビタミンB6は体づくりのほかにホルモンの代謝にもはたらきますので、妊娠中や授乳中の女性は多めに摂る必要があります。
   
12
  血液の主成分である赤血球は、鉄やタンパク質など様々な栄養素が活躍することでつくられています。その中でも、正常な赤血球の形成に大きな助けとなるのがビタミンB12。
ビタミンB12は、B1、B2、B6、ナイアシン、パントテン酸、葉酸などのビタミンB群の仲間で、結晶がきれいな赤色を帯びていることから、「赤いビタミン」とも呼ばれています。赤血球の形成のほかにも、タンパク質の合成や神経のはたらきにも関わる大切な栄養素です。
ビタミンB12の最大の特徴は、動物や微生物の体内のみに含まれているということ。野菜や果物、大豆といえばビタミンが豊富なイメージがありますが、ビタミンB12はまったく含まれていないのです。これらの植物性食品ばかりに偏ってしまうと、ビタミンB12が摂れなくなってしまいがち。肉や魚、卵、牛乳などの動物性食品もバランス良く取り入れるとともに、不足しがちな場合はサプリメントも上手に利用して、きちんとビタミンB12を確保しましょう。
   
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