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不眠症(目覚めの悪さ)とサプリメント


不眠症(目覚めの悪さ)とサプリメント
不眠症(目覚めの悪さ)とサプリメント
  睡眠に障害がある場合、疲労感がいつまでも抜けません。心身のバランスが狂い、いろいろな病気を生み出してしまいます。

 不眠症には、次のタイプがあります。なかなか寝つくことのできない“入眠障害”、ウトウトしているのですがまとめて眠れない“熟睡障害”、そして、ときどき目が覚めてしまう“中途覚醒”、朝早く目が覚めてしまう“早期覚醒”です。
 不眠症に悩むのは、“眠らないと仕事に影響が出てしまう”とか“これでは病気になってしまう”などの不安や焦りを抱きやすい神経質な人が多いようです。40歳を過ぎるころから、加齢による睡眠状態の変化が生じ、睡眠が浅くなったり、中途覚醒が増え、どうしても深い睡眠が得られなくなってきます。
 そのため、高年齢者ほど不眠に悩むケースが目立つようです。男女比でみると、女性に多く現れます。また、精神疾患によって不眠が起こる場合もあります。入眠障害は神経症患者に多く、中途覚醒や早期覚醒は、うつ病患者に多くみられます。

カノコ草のエキス(吉草根)には、中枢神経系の興奮を和らげる働きがあり、催眠作用が認められています。

   
カノコソウ(吉草根・バレリアン)
  バレリアンは、古代ギリシャ時代から、神経の高ぶりを抑え、深い眠りを導くハーブとして用いられてきました。

バレリアンは、別名をセイヨウカノコソウと呼ばれています。サプリメントに使用する根の部分は、乾燥すると強烈な臭いのするのが特徴で、有効成分は、強烈な臭いのもとであるイソ吉草酸やテルペン類、揮発油成分などがあります脳内にはギャバ(γ−アミノ酪酸)という神経伝達物質があり、この物質の働きのひとつに、神経の高ぶりを抑えて精神安定を図る、という作用があります。バレリアンの有効成分が協力して中枢神経系に作用し、ギヤバの働きを介して効果を発揮します。

   
セントジョーンズワート
  セントジョーンズワートは、ヨーロッパでは心の不安に明かりを照らすという意味から「サンシャインハーブ」と呼ばれ、古くから不安症や不眠症に用いられてきました。軽症および中等度のうつ病やうつ状態に対して医薬品と同等の効果があり、医薬品よりも副作用が低いことが知られています。

セントジョーンズワートには、キノン類のヒペリシン、フラボノイド系のクレセチンなどが含まれています。医薬品のように単独の成分が抗うつ作用を持つのではなく、複数の有効成分の相互作用により、減少していた脳内の神経伝達物質であるセロトニンやノルアドレナリンの量を増やすことで、効果が得られると考えられています。

  注意事項
医薬品との併用には注意。

セントジョーンズワートの働きによって、肝臓の薬物代謝酵素であるチトクロームP450が誘導され、医薬品の代謝スピードが変わり、医薬品の作用が強くなったり弱くなったりします。
経口避妊薬(ピル)、抗HIV薬(インジナビル)、免疫抑制剤 (シクロスポリン)、抗不整脈、気管支拡張薬(テオフィリン)、血液凝固防止薬(ワーファリン) などが影響を受けます。
セントジョーンズワートと併用できない医薬品は、その作用から考えて、抗うつ薬のモノアミン酸化酵素(MAO)阻害薬(塩酸サフラジン)です。さらに併用しないほうがいいと考えられるのが、抗うつ剤のSSRIなどです。

   
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