検査数値をどう見るか・・・尿潜血反応は?

尿潜血反応   尿中の赤血球を調べる
基準値  陰性(−)・弱陽性(±)
この検査で何がわかるか?
 腎臓、尿管、勝胱、尿道などの尿路に何らかの異常があると、尿中にわずかに赤血球が含まれることがあります。これを尿潜血といいますが、通常は肉眼ではわからない程度の量であり、化学的に検出する方法で調べます。これが尿潜血反応です。健康な人でも、尿にごくわずかに赤血球が混じることがありますが、検査では大部分が陰性となります。
異常値が出たときに疑われるおもな病気や状態
・腎臓や尿路の炎症:勝胱炎、尿道炎、腎孟腎炎、急性腎炎、前立腺炎
・腎臓や尿路の結石・腫瘍

ワンポイントアドバイス

 月経中の女性の場合、尿中に血液が混ざりやすいため、尿潜血反応や、他の尿検査で異常値が出やすいので、月経が終わってから検査を受けるようにしましょう。

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