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検査数値をどう見るか血圧 最大血圧と最小血圧


検査数値をどう見るか血圧 最大血圧と最小血圧
検査数値をどう見るか血圧 最大血圧と最小血圧
  血圧とは、血液が流れるときに血管にかかる圧力のことです。心臓が収縮して動脈に血液を送り出した瞬間の血圧を最大血圧(収縮期血圧)といい、心臓が拡張して血液をためていて動脈にかかる圧力が最低になったときの血圧を最小血圧(拡張期血圧)といいます。よく血圧の上が高いとか、下が高いとかいわれたりしますが、上は最大血圧、下は最小血圧を指しています。そしてその差を脈立つといいます。
血圧は、おもに心臓から送り出される血液量と末梢の血管の通過性のよしあしで決まります。動脈硬化で血管の弾力が弱くなり、またコレステロールなどの沈着で動脈の内径が狭くなると当然血圧は高くなります。一般的に年をとると血圧が高くなるのは、このためです。
   
脈圧の小さいときは要注意
  高血圧というと、一般に最大血圧が強調されがちですが、最小血圧の数値にも大きな意味があります最小血圧が高い高血圧のときは、細動脈硬化といわれる直径0.1ミリほどの末梢の動脈硬化がすすんでいて、腎臓や脳などの血管抵抗が大きくなっていることが多いといわれています。こうした状態がつづくと、腎臓の機能障害や脳梗塞などの危険性が高くなります。
また、ふつうは、最大血圧と最小血圧の差(脈圧)は、30〜50mmHg程度あるのですが、この差が異常に少ないときは、心臓の働きが弱っているとも考えられるので注意しなければなりません。また同じ高血圧でも脈圧が小さい方が経過がよくないことが多いといわれています。
   
血圧はいつも一定ではない
  血圧は、もともと連続的に動いているもので、季節や一日の時間帯、精神的緊張、体の状態などに連動して変化しています。四季のうちでは、冬にもっとも高くなり、夏はもっとも低い季節です。一日のうちでは、朝起きたときがいちばん低く、起床後は身体活動や精神活動の度合いによって大きく変化しています。また、病院などでは血圧を測るために医師の前に座るだけで、緊張のために血圧が上がってしまう人もいるくらいです。
   
高血圧と診断されたら
  一回の血圧測定で高血圧を診断することはできませんが、何回か測定した結果、いずれの場合も最大血圧が160mmHg以上ないし最小血圧が95mmHg以上のときは、高血圧症として治療が必要です。具体的な対処方法は、医師とよく相談して正しい治療を受けましょう。降圧剤による治療は、医師の指示通り薬を服用し、あせらず気長につづけることです。
高血圧は、動脈硬化とともに心臓病、脳血管障害の土台となる疾患です。高血圧をそのまま放置していると、心筋梗塞や狭心症、脳卒中などといった病気が起こる危険は確実に高くなります。したがって、自覚症状がなくても放置は禁物です。正しい治療と減塩などの生活習慣を守って血圧の管理をしなければなりません。
なお、当面降圧剤による治療の必要はないが、血圧は明らかに正常値を超えた「境界域高血圧」の人の場合は、減塩の食生活や適度な運動を生活にとり入れるなど、高血圧予防の日常の暮らし方がきわめて大事です。
   
高血圧を予防する日常生活
  @寝不足や過労を避け、睡眠と休養は十分にとる。
A適度の運動を心がける。
Bバランスのよい食事をとり、カロリーのとりすぎによる
 肥満を避ける。
C食塩を減らす。とりあえず従来の約半分量くらいに減らす
 気持ちで薄味に慣らす。
Dタバコはなるべくやめ、酒は少量にする
   
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