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GOT・GPT |
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GOT・GPT
正常値
GOT 8〜33KU/ml
GPT 3〜30KU/ml
GOT、GPTとは、肝臓や心臓、骨格筋、腎臓などの細胞に多く含まれているトランスアミナーゼと呼ばれる酵素ですが、これらの臓器が障害を受けて細胞が壊れたり、死んだりすると多量に血液中に流れ出てきます。その量を調べる検査です。
GOT、GPTは、ともに肝臓の障害に敏感に反応するので、肝機能検査の代表的な検査とされています。
・異常値で疑われる主な病気 急性・慢性肝炎、肝硬変、肝ガン、脂肪肝、アルコール肝障害、心筋梗塞など。
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LDH |
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LDH
正常値 200〜470単位
LDH(乳酸脱水素酵素)は、全身のあらゆる臓器に含まれているため、血清LDH値が上昇したときは、どこかの臓器が障害されていることを示しますが、肝臓病、ガン、心臓病、血液疾患などの際にLDH値が高くなることが多く、こうした病気のスクリーニングに用いられます。 |
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ALP |
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正常値 70〜270単位
ALP(アルカリフォスファターゼ)は、ほとんどの臓器に含まれる酵素ですが、肝臓、胆管、骨、胎盤などに多く、これらの組織に異常が起こると血液中に多量に出てきます。ただし、骨の発育が盛んな幼・少年期、また妊娠中の女性では2〜3倍の高い値となりますが、これらは異常ではありません。
・異常値で疑われる主な病気 急性・慢性肝炎、肝硬変、閉塞性黄疸、肝ガン、骨軟化症など骨の病気。
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γ-GTP |
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正常値 4〜50単位
ガンマGTPは、肝臓や胆道などに障害があると血液中に出てくる酵素です。
ガンマGTPの特徴は、アルコールに敏感に反応することで、一般にアルコール性肝臓障害の指標ともなる検査です。
・異常値で疑われる主な病気 アルコール性肝障害、肝臓、胆道の病気。 |
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ビリルビン |
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正常値 総ビリルビン 0.2〜1.2mg/dl
赤血球には寿命があり、老化した赤血球は主に脾臓で壊されて処理されます。その際、赤血球のヘモグロビンは分解されて、黄色い色素ビリルビンが生じます。このビリルビンは肝臓で胆汁として再生され、胆道を通って腸内に排出されています。
肝臓の機能が低下してビリルビンを胆汁として処理しきれないときや、溶血性貧血で赤血球が異常に壊されるとき、また胆石、肝炎、ガンなどで胆汁の流れが障害されると、血液中にビリルビンが増加して黄疸症状が出てきます。
・異常値で疑われる主な病気 急性・慢性肝炎、肝硬変、溶血性貧血、胆道系のガン、胆石症など。 |
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血清総たん白・たん白分画 |
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正常値
血清総たん白 6.5〜8.0g/dl
たん白分画
アルブミン 59.0〜72.0%
α1-グロブリン 1.7〜3.3%
α2-グロブリン 4.2〜9.5%
β-グロブリン 8.4〜12.0%
γ-グロブリン 10.0〜20.5%
血液には、いろいろなたん白成分が含まれていて、生命維持の大きな役割をはたしています。これらのたん白は、アルブミン、グロブリンという主要なたん白を中心として常に一定の平衡状態を保っていますが、体内の代謝などに異常が生じると、血清たん白の数値が変動します。この様子をみるのが血清総たん白の検査です。
血清総たん白の検査では、体内のどこかに異常が生じている目安はついても、病気の特定はできません。そこで、さらに詳しく調べる「たん白分画」検査が必要になります。この検査は、アルブミンと4種類のグロブリンを電気泳動法で分離し、その量や比率を調べます。病気の種類や経過などによって、たん白分画のパターンは一定の変化を示すので、他の検査結果と合わせて病気の診断に役立ちます。
・異常値で疑われる主な病気 脱水症、肝硬変、肝炎、ガン、栄養障害、ネフローゼ症候群、炎症性疾患など。 |
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TTT・ZTT(膠質反応) |
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正常値 TTT 0〜5単位
ZTT 4〜12単位
TTT(チモール混濁試験)、ZTT(硫酸亜鉛混濁試験)は、膠質反応とも呼ばれ、主に血液中のたん白成分の構成比を調べる検査です。方法も簡単で、血清成分に試薬を加えて、その混濁の程度を判定するもので、肝機能検査のスクリーニングとしてよく行われています。
・異常値で疑われる主な病気 急性・慢性肝炎、肝硬変、肝ガン、高脂血症、膠原病など。 |
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コレステロール |
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正常値 総コレステロール 130〜230mg/dl
HDLコレステロール 40〜70 mg/dl
コレステロールは、体内にある脂質の一種で、細胞膜の構成成分であり、性ホルモンや副腎皮質ホルモン、胆汁酸などの原料としても欠かせない物質です。しかし、血液中のコレステロールが増えすぎると動脈硬化を促進させることから、健康上注目されるようになりました。
コレステロールには、いくつかの種類があり、そのうち高比重のリポたん白(HDL)に含まれるコレステロールは、善玉コレステロールとも呼ばれ、血管や末梢組織から余分なコレステロールをとりこんで、肝臓に運ぶ役割をはたしています。これとは逆に、低比重のリポたん白(LDL)は、全身の組織にコレステロールを運んで供給する役割をもつため、動脈硬化を促進させる悪玉コレステロールといわれています。
このため血清総コレステロール値やHDLコレステロール値は、動脈硬化や心臓病などの循環器疾患の診断や経過をみるためにも必要な検査です。
・異常値で疑われる主な病気 高脂血症、動脈硬化、糖尿病、甲状腺機能低下症、ネフローゼ症候群、肝硬変、甲状腺機能亢進症など。 |
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中性脂肪 |
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正常値 60〜130mg/dl
中性脂肪は、体の皮下脂肪の主成分です。食べ物からも吸収されますし、肝臓でも合成されますが、血液中に多くなりすぎるとコレステロール同様に動脈硬化の危険因子となります。
中性脂肪値は、食事の影響が大きいので、検査は早朝の空腹時に行います。
・異常値で疑われる主な病気 肥満症、糖尿病、甲状腺機能低下症、アルコール性脂肪肝など。 |
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血糖 |
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正常値(空腹時) 60〜110mg/dl
(ブドウ糖75g経口負荷)
直前値 110mg/dl以下
2時間値 120mg/dl以下
血液中のブドウ糖(血糖)は、全身の細胞のエネルギー源として使われるため、つねに一定範囲の濃度に保たれています。この血糖濃度の調節には膵臓でつくられるインスリンというホルモンが大きな役割をはたしていますが、インスリンが不足したり、またインスリンの作用が低下したりすると血糖濃度が高くなります。こうした高血糖の状態が続くのが糖尿病です。
・異常値で疑われる主な病気 糖尿病、腎性糖尿病など。
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尿素窒素・クレアチニン |
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正常値 尿素窒素 8〜20 mg/dl
クレアチニン 男性 0.7〜1.5mg/dl
女性 0.5〜1.2mg/dl
腎臓は、たん白質の代謝産物である窒素化合物(老廃物)を尿として排泄する働きをしていますから、腎臓の機能が大きく低下すると老廃物が血液中にふえ、高窒素血症といわれる状態になります。こうした窒素化合物の代表的なものが尿素窒素で、クレアチニン、尿酸などもその仲間です。そこでこれらの血中濃度を測って腎臓の排泄機能を調べます。
血液中の尿素窒素の数値は、腎機能をみる重要な指標となりますが、高たん白の食事や薬剤、その他の生理的変動の影響を受けやすいので、ほかの検査結果も合わせて判断する必要があります。
血液中のクレアチニンの数値は、尿素窒素のように食事や生理的変動などの影響を受けることがないので、腎臓の排泄機能をみるよい指標といえます。このクレアチニン検査では、さらに精密に調べるために、血清クレアチニンと尿中のクレアチニン量を比較してみるクレアチニン・クリアランスという臨床検査もあります。
・異常値で疑われる主な病気 腎不全、腎機能障害、尿路閉塞性疾患など。 |
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尿酸 |
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正常値 男性 3.0〜7.0mg・dl
女性 0.5〜6.0mg/dl
尿酸は、細胞の核の成分であるプリン体というたん白質の代謝産物です。通常は、尿酸の生成と腎臓からの排泄はバランスがとれていますが、腎臓や肝臓の機能が低下したときや核たん白が異常に壊れると、血液中の尿酸値が高くなります。尿酸は、水に溶けにくい性質があり、血液濃度が上がると関節や腎臓に沈着して結晶をつくります。この結晶がたまりやすい場所の一つが、足の親指の関節で、激しい痛みをともなった関節炎をひき起こします。これが痛風の発作です。
・異常値で疑われる主な病気 痛風、腎機能障害、白血病、溶血性貧血など。 |
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