ビタミン

亜鉛の生理作用

亜鉛は、膵臓でインスリンを作る際に必要とされている成分です。
傷の回復や前立腺の機能とも関係をもっています。
皮膚や骨格の発育・維持にも必要でなミネラルです。
また亜鉛は、多くの酵素に含まれています。アルカリホスファターゼ、アルコール脱水素酵素、ポリメラーゼ、などのほか、DNAの構成成分としても重要です。
亜鉛は牡蠣などの魚介類に多く含まれており、これらが精力増進に役立つと
言われてきたのは亜鉛の効果とされています。
アル中や味覚喪失の治療によいとも言われています

亜鉛の欠乏症

味覚障害・嗅覚障害・脱毛・動脈硬化・性機能低下

亜鉛の栄養必要量

男性 11mg
女性  9mg (妊婦、授乳婦は+3mg)
上限量は、男女とも30mg

亜鉛の食品含有量

小麦胚芽/15.9mg/100g
牡蠣(生)/13.2mg/100g
ビーフジャーキー/8.8mg/100g
ごまめ/7.9mg/100g
かぼちゃの種(炒り・味付け)/7.7mg/100g
豚レバー(生)/6.9mg/100g
抹茶/6.3mg/100g

栄養面で不足ぎみな方

○味覚や嗅覚の異常
○抜け毛が多くなる
○動脈硬化が進む
○軽いうつ状態(精神不安定)
○爪に白い斑点ができる
○免疫機能が低下するため、風邪をひきやすくなる(病気の回復が遅れる)
○男性は性機能低下や前立腺肥大症になる
○子供の場合、身長が伸びない
○妊婦は、胎児が発育不良になる場合がある

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