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  漢方治療と認知症

抑肝散加陳皮半夏と認知症


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  認知症患者の緊張・興奮を抑える漢方薬・・・・・抑肝散加陳皮半夏
【組成】 釣藤鈎・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・平肝熄風、止痙
柴胡・川芎・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・疏肝解鬱、理気
当帰・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・柔肝、補血血
茯苓・白朮・甘草・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・健脾
半夏・陳皮・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・清熱解毒
【効能】 平肝熄風・疏肝健脾
【主治】
肝欝化風の痙攣、歯ぎしり、いらいら、不眠など
【解説】抑肝散加陳皮半夏と認知症
 抑肝散加陳皮半夏は目本の経験方であり、抑肝散に小半夏湯を配合しています。釣藤鈎の熄風、止痙の効果により、筋のけいれん、ひきつけ、ふらつき、手足や舌のふるえを改善レ柴胡・川芎の疏肝解欝の効果により精神を安定させて、いらいら、緊張、うつ状態を改善します。

これらの効果により抑肝散は認知症患者のいらいら易興奮性などの症状に有効であることが報告されています。健脾薬の配合は、脾の健運を通じて、肝の陰血を補充し、柔肝する目的です。

 抑肝散加陳皮半夏は、抑肝散に半夏が加わることにより「抗うつ」の効果が強まります。まだ、小半夏湯が配合されているので、肝胃不和の悪心・嘔吐、あるいば痰飲を伴う場合に用います。

以上により、抑肝散加陳皮半夏は、いらいし易い興奮性の強い認知症または筋のけいれんやふらつきを伴う認知症を目標にしますが、抑肝散加陳皮半夏には瀉火に相当する薬物の配合がないので、のぼせ、ほてりが強い心肝火旺の症候を呈するものにはあまりむきません。

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