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夜尿

 

夜尿とは、夜間睡眠中に尿を漏らすことであり、3歳以下の小児では病気とは言えません。日中意識があって尿を漏らす尿失禁とよく似ていて、両方の症状がある場合もあります。尿が漏れるのは、膀胱の約束事の機能が低下している為です。膀胱の約束事とは、気の固摂作用です。
症状1・・・・・・・・慢性的に引きつるような腹痛を起こしたりします。軽いストレス・疲労・
          寝不足・気候の変化などで腹痛が現れるのが特徴です。食欲不振・
          疲れやすい・元気がないなど虚弱の症状などが現れます。

治療法・・・・・・・消化器の機能を高めながら症状を改善していきます。

代表処方・・・・・小建中湯

症状2・・・・・・・・夜尿のほか尿失禁・尿量が多い・元気がない・手足の冷え・寒がる・腰や
          膝がだるいなどの症状があります。夜中に排尿のため目が覚めます。

治療法・・・・・・・身体を温め腎の働きをよくし症状を改善します。

代表処方・・・・・八味地黄丸

症状3・・・・・・・・夜尿とともに元気がない・疲れやすい・息切れ・食欲不振などの症状が
          あります。からだが疲れると夜尿する傾向があります。

治療法・・・・・・・消化器の働きをよくし症状を改善していきます。

代表処方・・・・・補中益気湯

症状4・・・・・・・・夜尿があって尿が濃く少なく、頻尿・めまい・耳鳴り・顔の赤み・からだの
          ほてり・手足のほてり・寝汗・腰や膝がだるいなどの症状があります。

治療法・・・・・・・腎の働きをよくしからだの内部の熱を冷ましながら症状を改善します。

代表処方・・・・・知柏地黄丸

こちらに解説した症例は、夜尿症の一番多い症例です。当てはまるものがなければ、
総括表をご覧下さい。