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 タクシャ・・沢瀉

タクシャ・・沢瀉

  タクシャ・・沢瀉  
タクシャ・・沢瀉
【基 原】
サジオモダカAlisma orientale Juzepczukまたはその近縁植物(オモダカ科Alismataceae)の茎、葉基および根をほとんど除いた塊茎で、周皮を除いたもの。葉を沢潟葉(タクシャヨウ)、果実を沢潟実(タクシャジツ)という


タクシャ・・沢瀉
【出典】 神農本草経 上品
【別名】 水瀉(スイシャ)、芒芋(ボウウ)、鵠瀉(コクシャ)、及瀉(キュウシャ)、天禿(テントク)、建沢(ケンタク)、川沢(センタク)
【成分】 トリテルペノイドのアリソール(alisol A、B)、糖、アミノ酸、でんぷんなど
【効能】 利尿、止渇、鎮痛
【薬理作用】 利水・滲湿・清熱
利水作用、コレステロール降下作用、血糖・血圧の降下作用、抗菌作用、抗脂肪肝作用
【臨床応用】
  1. 腎炎や脚気の水腫には、沢瀉の利尿作用を利用する。
  2. 遺精・滑精・眩暈などの陰虚火旺(腎陰が不足したための“腎火”の亢盛)の症状に、沢瀉の腎火をさます効能(利尿・清熱作用に関係があると思われる)を利用する。ただし、沢瀉は湿熱の症状がないときや腎陽虚による滑精には使用すべきではない。
  3. 痰飲に用いる。
  4. 湿熱の下痢に用いる。
(附)古人は沢瀉が消渇(糖尿病はこの範疇に入る)に効果があるといっており、最近の実験でも沢瀉に血糖降下作用があることが明らかになった。しかし現在の臨床では沢瀉を糖尿病の主薬として使用することはあまりない。六味地黄丸も糖尿病に効果はあるが、沢瀉が主作用を果たすのではない。
【性味】 味は甘、性は寒
【帰経】 腎・膀胱経
【処方】 五苓散(料)、猪苓湯、当帰芍薬散(料)、八味地黄湯、胃苓湯、茵陳五苓散、牛車腎気丸、八味地黄丸、半夏白朮天麻湯、竜胆瀉肝湯、六味丸など
【用量】 6~15g。分量は多すぎない方がよい。
【使用上の注意】  
【産地】 産地により外形に多少の違いがあり、中国四川省産を川沢瀉、福建省産(台湾を含む)を建沢瀉、北朝鮮、韓国産を朝鮮沢瀉、日本産を信州沢瀉という

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