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竜胆瀉肝湯
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 急性の頻尿

急性の頻尿
   
  急性の頻尿」 「慢性の頻尿
  急性の頻尿
  症状1

頻尿ととともに、排尿痛・排尿困難・尿道の灼熱感・残尿感・尿のにごりなどの症状があり、夜間にも同じ症状があり不眠になることがあります。症状によっては、発熱することもあります。

治療法・・・・・・・熱を冷まし停滞している水を尿として排泄させ症状の改善を行います。

代表処方・・・・・竜胆瀉肝湯

肝・膀胱に熱があるために、血液が熱を持ち体の体液までもが熱をもちます。その為に、イライラしたり・残尿感・膀胱炎・目が赤い・不眠などの症状が出ます。竜胆草黄芩山梔子で肝の熱を冷まします。柴胡で自律神経を安定させます。沢瀉木通車前子で熱になっている水を尿として排泄させます。
処方の詳しい解説

症状2

膀胱神経症の症状です。頻尿とともに残尿感が見られますが、尿量が少なくて尿のにごりはありません。情緒の変動によって症状が強くなり、睡眠中は症状が消えていることが多いものです。いらいら・怒りっぽい・ゆううつなどの症状があります。女性では、生理前に胸の張りと痛みなど症状があります。また、こんな症状をもつ人が水分代謝が悪かったり、過去に膀胱炎などですごくいやな思いをした人は、頻尿になりやすくなります。

治療法・・・・・・・自律神経を安定させ不安を取り除き水分代謝をよくします。

代表処方・・・・・加味逍遥散

冷えや自律神経の乱れによって、ホルモンバランスが崩れ血流の循環も悪くなって、肝臓の働きが低下します。その為に頻尿になったり、便秘になったり、貧血・肩こりなどさまざまな症状が出てきます。山梔子薄荷で自律神経を安定させ、眠れないという症状を改善します。柴胡で肝機能を高めます。当帰芍薬牡丹皮で、血液の働きを増すことによってホルモンバランスを整え、疲労倦怠・貧血・肩こり・便秘・にきび・吹きでものなどの症状を改善します。
処方の詳しい解説

症状3

頻尿とともに残尿感はありますが、尿の色は薄くにごりもありません。下腹部や下半身の冷えを感じます。尿中に雑菌が見当たらない膀胱炎で抗生物質が効かない頻尿で慢性化しやすい体質です。

治療法・・・・・・・体を温めて血行をよくし水分代謝をよくしながら症状の改善をします。

代表処方・・・・・当帰芍薬散

貧血・冷えの為、腎や膀胱付近の血液循環が悪くなりその働きが低下した為に頻尿が生じます。当帰川芎は血の冷えを温め造血をはかる働きを持っています。芍薬とともに血液の働きを増します。茯苓白朮で冷えやむくみなどの原因となる体内の余分な水分を尿として流すことにより頻尿を改善します。
処方の詳しい解説

こちらに解説した症例は、頻尿の一番多い症例です。
当てはまるものがなければ、総括表をご覧下さい。

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