検診後の健康管理

検診で「・・・・が異常」と言われた貴方へ

健診の結果、「要治療」あるいは「要精検」と判定された場合は、迷わずその指示に従ってください。また、それ程ではなくとも“異常”を指摘された人は、今日からでも生活習慣の改善に努め、生活習慣病の芽をつみとってしまいましょう。このページからは、異常ごとに、放置した場合どうなってしまうのか、注意してほしい症状、そして生活改善のポイントやヒントを記しました。セルフコントロールの指標として、お役立てください。

すべて「異常なし」と言われた貴方へ

検診や人間ドックですべて「異常なし」と言われたあなた。まずはおめでとう!をいいましょう。健診や人間ドックにおいて、たとえば血液検査のように結果が数値で示される多くの検査では、健康な人と結果を比べて差がない場合が「異常なし」。また、心電図やX線検査、超音波検査などでは、病気を疑う画像が認められなければ「異常なし」と判定されます。「異常なし」とは文字通り「検査で異常所見が見当たらない」ということです。 しかし、それはあくまでもいまの段階での話。体に不安要因がないわけでも、いままでどおりの生活を続けても大丈夫なわけでもありません。

しかも「異常なし」の判定のなかには、
@病気があるのに健康な人との差が小さくて見つからない、
A薬を飲んでいたために正しい検査結果が導けない、
B健診や人間ドックの検査項目に入っていない病気がある、といった可能性もわずかながら残されています。

残念ながら、「異常なし」は「完聖に健康である」という証明にはなりません。 だからこそ、定期的に受診することが大切です。自分の体の状態をかえりみるいいきっかけとして、また日々の健康管理の参考資料として、健診や人間ドックによって出された体の成績表を活用することは、これから先の健康維持に必ずつながります。もし、職場で1年1回のペースで健診を受けているなら、健診の半年後に人間ドックを受診するなどして、こまめに体のメンテナンスを行うことをおすすめします。

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