ドクターからのアドバイス

精神的な影響が健康面に現われやすい時期。まずストレス対策を

ストレスが身体症状を引き起こすことも

体の状態を特に意識しない年代。もしも、眠れない、肩がこる、疲れやすい、朝起きるのが辛い、胃痛や胃もたれをする、下痢や便秘を繰り返すなどの症状があったら、精神面のトラブルにも注意。社会人になって間もなくは、精神的ストレスを受けやすくなり、それがたまって、身体症状に現れやすいのです。

子供時代の病気を引きずっていませんか?

腎臓病、ぜんそくやアトピーなどのアレルギー病…。このような、子どもの時代に患った病気を引きずっている人が少なくありません。社会人生活もスタートしたばかり。体力的にも充実しているので、ついつい無理をしてしまい、隠れていた病気の目を覚まさせてしまうこともあります。必要に応じてきちんと治療を受け、病気の管理を忘れずに。

食生活の乱れは、いつか体のトラブルに

食べたいものが食べられ、ファーストフードやインスタント食品を利用することが少なくなく、食生活が不規則になりがちで栄養バランスの乱れやすい世代です。現在、健診結果は正常かもしれませんが、このままでは近い将来、生 活習慣病といわれる高脂血症、高血圧、糖尿病を引き起こし、脳血管障害や心臓発作の危険もいっばいになります。

ドクターズ・アドバイス

社会人になって、仕事面だけではなく、社内外のいろいろな人問関係などで、精神的ストレスもたまることでしょう。スレスはなるべくためず、上手に発散することが大切。お酒やカラオケだけでなく、スポーツをしたり旅行に出かけるなどを心がけましょう。また、20代はご飯やパン、めん類などの糖質食品と、肉類などに含まれる動物性脂肪に偏った食事になりがち。野菜をどっさり食べ、魚介類も取り入れて、バランスのいい食生活を心がけましょう。

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