ドクターからのアドバイス

健康だけれど不安定なところもある世代。規則正しい生活を、心がけて

健診は受けているけど、結果には無関心。しかし、20代の自分の健康状態を知っておくと、30代になったとき10生前の自分を思い出し、健康管理に役に立ちます。

30歳が近づくと精神的トラブルが

女性の場合、30歳が近づくと精神的なことが原因と思われる症状がよく見られます。たとえば、頭痛、頭重、肩こり、めまい、立ちくらみ、腰痛、便秘、冷え症、疲れやすい、不眠、イライラなどの症状がそれ。30歳という区切りが近づき、仕事やライフイベントの決断や心の準備が必要になり、悩みが多くなるためと思われます。

無理なダイエットは危険

容姿のことを気にするあまり、きびしすぎるダイエットで健康を損ねる女性が少なくありません。栄養バランスの乱れから、貧血や肌荒れ、カルシウム不足(これは将来、骨がもろく弱くなる骨粗しょう症という病気の原因になる)などを起こします。心身にかかるストレスから月経が止まってしまうこともあります。

様々な不快症状の 。元凶は便秘にあり

若い女性によく見られる便秘。これは、頭痛、肩こり、肌のトラブル、腰痛、腹痛、痔、ときにはがんなど、たくさんの害をもたらします。羞恥心や遠慮から便意を我慢する、太りたくないために食事量(とくに食物繊維)を減らす、ホルモンの影響(黄体期つまり生理のまえは便秘しやすい)などが原因になります。日頃から便秘解消を心がけましょう。

ドクターズ・アドバイス

20代の女性はこれから迎える妊娠・出産に備えて、少しふっくらするもの。貧血はないかを健診でチェックし、カルシウム不足の点検のために、骨董を測る検査も受けてみましょう。とかく乱れがちな栄養バランスを整えるために、1日1本の牛乳と緑黄色野菜を。日本人に不足がちなカルシウムと鉄分を補給しますし、便通の習慣をつけるにも役立ちます。 便秘の改善とどタミン・ミネラル補給のために、野菜はどっさりとりましょう。

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