薏苡仁湯のことなら家庭の中医学。薏苡仁湯の処方解説は家庭の中医学が参考になります。  
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 薏苡仁湯
 

「桂枝加竜骨牡蛎湯」は、漢方の古典といわれる中国の医書『金匱要略[キンキヨウリャク]』に収載されている薬方です。ふだん手のひらがじっとり湿っている神経質タイプで、手足がだるくて疲れやすい、頭がのぼせ、れず胸や腹部の動悸を自分で感じる、気分が憂うつで物忘れしやすく、さ細なことにも興奮しやすい症状のある場合に用いられています。


日本漢方の効能・・・体質の虚弱な人で疲れやすく、興奮しやすいものの次の諸症:神経質、不眠症、小児夜泣き、小児夜尿症、眼精疲労

販売、及び製造している代表メーカー

クラシエ,ツムラ


  桂枝加竜骨牡蛎湯 処方構成
桂枝芍薬生姜大棗竜骨牡蛎各3.0
甘草2.0

  桂枝加竜骨牡蛎湯 中医学解説
【効能】 安神・通陽・補気血・調和営衛
【適応症】 気血不足・虚陽浮越の症状に使う代表処方です。不安感・不眠・動悸・多夢・夢精などの虚陽浮越の症状に元気がない・食が細い・しびれ・顔色が悪いなどの気血不足の症候をともなうもの舌質はやや淡白・舌苔は薄白・脈は軟の人に用います。
【類方比較】 柴胡加竜骨牡蛎湯:精神神経症状(煩驚)は似ていますが、こちらは肝気鬱結によるものです。胸脇苦満のある人に使用します。
小建中湯:疲れ易く、動悸などの症状は似てますが、腹痛のある場合が多く精神症状を訴えない場合に用います。
柴胡桂枝乾姜湯:体力弱く貧血性で、イライラや不眠があります。胸脇満微結、寒熱往来があります。便の状態は軟らかいまたは下痢の人に使用します。
【解説】

桂枝加竜骨牡蛎湯は、桂枝湯に安神剤の竜骨・牡蛎を加えた処方です。桂枝湯は解表の他に体の機能や栄養不足(気血不足)を補い全身を調整します。(調和営衛)

桂枝加竜骨牡蛎湯は元気や機能が衰えて末梢(特に脳)への栄養がうまくめぐらず、脳の機能が低下して不安感、不眠、動悸などの神経症状を現わすものに桂枝湯で気血不足の調整をし、竜骨・牡蛎の鎮静作用により神経症状を緩解させる処方となっています。

竜骨・牡蠣は、鏡静、鎮痙に働き、動悸、耳嶋、ふるえ、ふらつきをとめます(安神)。大棗・芍薬・甘草は、鎮痙に働き、芍薬・大棗は、滋養強壮作用をもち、体を栄養、滋潤(補血)・鎮静に働きます(安神)。

生姜・桂枝は、消化液の分泌を促し嬬動を強めて、消化吸収を補助します。桂枝・生姜は、脳の興奮性を高めます。

【治療の現場から】

皮膚につやがない、筋肉がやせる、しびれが強いなど血虚の症候があれば、四物湯十全大補湯などを合方します。
腎虚の症状があれば八味地黄丸を合方します。

桂枝加竜骨牡蛎湯 腹部軟弱で臍傍で大動脈の拍動を触知する場合

下腹部から深部の腹筋が硬く突っ張ってふれる状態(小腹弦急)

※この目標に必ずしもこだわる必要はありません。
【臨床応用】 自律神経失調症・不眠症・発作性頻脈・夢精などで、気血不足・虚陽浮越を呈するものに使用します

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