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  漢方医学とアレルギー
  虚証にしろ実証にしろ、発病にあたっては病気を引き起こす何らかの因子(病因)が、身体に働きかけます。宋代の『三因極一病症方論』には、、病因を身体の内部で臓腑気血の失調を起こす精神的因子である内因と、外部から侵入する気候などの環境的因子である外因と、飲食・疲労・運動不足・外傷などの生活習慣に基づく因子の不内外因の三つに分類されております。

 中医学では、このように病気の原因を体質素因(内因)・環境因子(外因)・生活習慣(不内外因)に分けて考察しますが、このような病因論はアレルギー学の病因論と極めて類似しています。アレルギー体質を基盤として、ダニ・ほこり・花粉などの環境因子を感受して、食物・疲労・ストレスなどの生活習慣が修飾因子となって発症するというアレルギー疾患の病因論は、中医学の病因論と違和感なくよく馴染みます。気管支喘息・アレルギー性鼻炎・花粉症・アトピー性皮膚炎などのアレルギー性疾患では、中医学の眼差しから観察すると、病因病態が鮮明に見えることが少なくありません。

中医学の内因は、アレルギー素因のような単なる先天的遺伝的体質に留まらず、精神情緒の変動や過去の生活習慣の蓄積などによってもたらされた後天的体質をも含みます。気血・臓腑の機能失調、臓腑相互の調和の乱れなどとして、全身状態・脈・舌・腹候などを通じて把握されます。一方、環境因子が人体に及ぼす影響である外因は、「病邪」という概念で把握されます。病邪の種類には、先に述べたように気候条件になぞらえた六淫の邪と療血・疾飲・食積など体内に生じた病理的産物とがあります。たとえば感冒のウイルスなどは風寒や風熱の邪に相当すると考えますが、家ダニやハウスダストなどの吸入性・接触性抗原も、これらに感受性をもつ体質の者にとっては、風熱病毒や風湿病毒として作用すると解釈できます。

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