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1 生命エネルギーのおおもとが不足して起こる頭痛
 
      からだの機能のおとろえが直接の原因となって起こる頭痛

  生命エネルギーのおおもととなる基本物質は、腎にたくわえられている精です。  中医学では、精から髄がつくられ、髄が集まって脳ができると考えられています。髄や脳が正常に活動できるかどうかは、腎にたくわえられた精が十分にあるかどうかにかかっているのです。老化によって精が消耗されたり、性生活が過剰で、精が慢性的に不足すると、生命活動の原動力である腎の機能が損なわれます(「腎陽虚」)。

 腎の精の不足が進むと、脳が滋養で満たされなくなり、頭が空っぽになったような頭痛が起こるほか、頭のふらつき、耳鳴り、腰がいつも痛む、足やひざに力が入らない、のどが渇かない、尿の色が透明に近く量が増える、脈が弱いあるいは浮いたようで無力になるといった症状をともないます。
 この場合には、精を補い腎の機能を高めるために、「八味地黄丸」や「鹿茸大補湯」などを使って治療を行います。
 

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