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 口内炎

口内炎

   
  <急性の口内炎>
  急に発生する口内炎は、一般に経過が短く、疼痛・発赤が顕著で、多くは陽気の亢進や熱邪による実火がひきおこします。ただし、原因が除かれない場合や治療が不適切であれば、反復したり慢性に移行します
 
弁証 主証 治法 代表方剤
心火 舌面に疼痛・発赤の強い口内炎や、焦躁・不眠の症状がでます。 清心瀉火 三黄瀉心湯
黄連解毒湯
胃熱 口唇内側や頬部に口内炎が多発、発赤・疼痛が強く、口臭・のどの渇き、冷たいものを欲しがるなどの症状がある。 清胃瀉火 白虎加人参湯
肝火 口内炎が多発して疼痛・発赤が強く、いらいら・怒りっぽい・ゆううつ・胸脇部が脹って痛む・口が苦いなどをともないます。 清肝瀉火 竜胆瀉肝湯
加味逍遥散
大柴胡湯
  <慢性・反復性の口内炎>
  慢性に反復する口内炎は、一般に疼痛・発赤が軽度であり、多くは正気不足にともなう虚火によってひきおこされます。
 
弁証 主証 治法 代表方剤
陰虚 慢性に反復する口内炎、淡紅色で腫脹・疼痛が強くなく、からだの熱感・手足のほてりなどをともないます。 滋陰清熱 六味丸
知柏地黄丸
黄連阿膠湯
気虚 心身の疲労で口内炎が単発か数個生じ、淡紅色で疼痛も弱く、なかなか消えない、元気がない・疲れやすい・食欲不振・息切れなどをともないます。 益気除熱 補中益気湯
脾気陰両虚 心身の疲労や飲食の不摂生で口内炎が生じ、発赤・疼痛は強くなく、食欲不振・元気がない・疲れやすい、口唇や口の乾燥・手足のほてりなどの症状があります。 益気健脾
滋補脾陰
参苓白朮散
陽虚 淡い色で大きく深い口内炎でなかなか消えない、寒がる・四肢の冷え・元気がないなどをともなう。 温陽
引火帰原
人参湯
八味地黄丸
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