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唇・口の中の炎症


こんな症状大丈夫
唇・口の中の炎症
  歯磨きのときや、りんごなど硬いものをかじったとき歯ぐきから出血することがあります。原因は歯周炎(歯槽膿漏)のことが多いのですが、鏡で歯ぐき(歯肉)の状態をよく調べてみましょう。
   
歯ぐきの出血
 

歯茎の赤いはれ、出血(歯槽膿漏)

歯ぐきの出血

健康な歯ぐきはきれいなピンク色です。
「歯ぐきが赤くなって腫れている」「暗紫色になっていたり、ぶよぶよしている」「膿がたまって白っぽくなったところがある」「指で押すと血や膿が出てくる」などの症状があれば、歯槽膿漏と考えて間違いないでしょうから、歯科医で適切な治療と指導を受けてください。
歯槽膿漏は、放置すると歯を台なしにするだけでなく、細菌の巣となって全身の重い感染症を引き起こすこともあるので、きちんと治療してください。歯槽膿漏以外に歯ぐきから出血する口腔の病気には、歯肉炎や口内炎があります。また、口の中や歯ぐきに異常がないのに、出血が起こるときは、ビタミンC欠乏症や紫斑病のような血液の病気、糖尿病、高血圧などの病気が隠れている場合もあるので、内科医を受診して原因を確かめましょう。

   
歯ぐきの紫色っぽいのは老化のひとつ
 


紫色っぽくなってやせてきた
歯茎

ピンクで盛り上がっている幼児の歯茎

歯ぐきの紫色っぽいのは
老化のひとつ


歯槽膿漏に注意していれば、歯ぐきの色は毎日気になります。健康な歯ぐきはきれいなピンク色です。たとえば、幼児の歯ぐきはピンクでツヤもあり、ピカピカしています。ところが高齢者の場合は、ピンク色はどこかに消えて、どちらかといえば紫色に近い感じで、同時に歯ぐき全体もやせています。老化によって歯ぐきの血管が細くなり、その部分の血液循環が悪くなり、色が悪くなるだけでなく、栄養も十分行き届かなくなって、歯ぐき自体がやせてきます。そうすると神経も歯ぐきの表面に近くなってきて、冷たい飲み物や熱い食べ物がしみたり、歯ブラシのブラシの刺激で痛みを感じるようになります。歯槽膿漏や歯肉炎はなくても、こういう状態は老化としてごく普通に起こる症状といえます。
そんな年齢でないのに、歯ぐきが紫色の場合は、基本的には血液循環の不良が原因でしょう。若い世代の人では、貧血の可能性も考えられます。血液循環の不良は日常の正確なブラッシングで防げますが、気になるようなら歯科医に診てもらって、正しいブラッシングの指導を受けるようにしましょう。

   
唇のただれ
 
体調が良くないときなどに、唇の両端がただれることがあります。じゅくじゅくした液がにじみ出てただれ、裂け目ができたりして痛みますが、やがて、かさぶたとなって治ります。口角炎といって、細菌やウイルスによる炎症とされていますが、子どもではカゼや発熱のとき、成人では糖尿病、ビタミンB2の不足、貧血などがあると起こりやすくなります。1〜2週間で治ることが多いのですが、かなりガンコに続くこともあります。
   
口の中の丸い潰瘍
 


円形の灰白色の潰瘍
(アフタ性口内炎)

口の中の粘膜や唇の内側に、表面が灰白色で輪郭がはっきりした丸い小さな潰瘍ができることがあります。アフタ性口内炎といわれるもので、ものが触れると強く痛みます。
歯による刺激、過労やストレス胃腸障害などが誘因となるようですが、まだアフタそのものの原因は、はっきりしていません。大部分は心配する必要のないもので、一週間から10日で自然に治ります。人によっては、治ってもまた再発をくり返すことがあり、こんな場合は再発性アフタと呼ばれます。
口の中を清潔にしておくこと、虫歯はきちんと治療することなどが予防となります。慢性化する場合は、漢方薬を試すのも良いと思います。
   
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