こんな症状大丈夫

こんな症状大丈夫・・・尿が出にくい・排尿時に痛む

尿が出にくい・排尿時に痛む
健康な人の場合、とくに意識しなくても自然に、痛みもなく排尿できます。ところが、尿道系のどこかに異常が起こると、力を入れても排尿ができなかったり、痛みをともなったりするようなことが起こります。
尿が出にくいとか、排尿時に痛むなどというのは「心配ない」ケースはなく、何らかの病気の徴候です。
こんな時はこの異常を疑う
尿が出にくい
尿の出る管がつまっている場合と、尿そのものが少ししかできない場合とがあります。

・50歳以上の男性で、排尿しようとしてから尿が出るまでに時間がかかる。とくに飲酒後は苦しい。尿の量も回数も減る。
→前立腺肥大。
・出がわるく、排尿に時間がかかる。ひどくなるとポタポタとしかでない。→尿道狭窄。
・排尿中に尿の出が突然止まる。尿道に何かつまった感じ。
→尿道結石。
・突然尿の出がわるくなり、おなかの力をぬいてもう一度排尿し直すと出る(二段尿)。排尿時痛、下腹部痛、血尿などをともなう。
→膀胱結石。高齢の男性に多い。
結石は、小さいものは自然に外に出ますから、水をたくさん飲んで尿の量をふやします。大きくて出ないときは、泌尿器科で小さく砕いたり、手術で取ったりします。

排尿時に痛む
・排尿時に尿道の鈍痛、灼熱感、かゆみ。男性に多く、陰茎に痛みやかゆみが現れることもある。
→尿道炎の疑い。細菌感染によるもので、淋菌性と非淋菌性とがある。泌尿器科を受診する。
・排尿時の最後にしみるような痛み、頻尿、尿の濁り、下腹部の痛みやはったような感じをともなう。血尿か出ることもある。
→膀胱炎。女性に圧倒的に多い。たいていは軽く、泌尿器科で抗生物質を飲めば治るが、くり返したり、慢性化するものもある。

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