こんな症状大丈夫

こんな症状大丈夫・・・腰が痛い

・安静にしていても痛みが軽くならず、他の症状(腹痛、熱、むくみ、尿の異常、吐き気、食欲不振、胃の症状など)をともなう。
→腎臓、尿管、胆のうや胆道、胃、大腸など、多くの病気の可能性がある。早めに医師の診断を受けること。
・にぶい腰痛がずっと続き、腰や背中の重苦しい感じをともなう。
→骨粗しょう症が疑われる。歩行障害をともなう場合には、脊椎の圧迫骨折も考えられる。

【椎間板ヘルニア】
多くは、まず腰痛が起こり、脚に放散する痛みが続き、立っていることや体を前後にまげることができなくなり、くしゃみやせきでも神経痛のような痛みが襲います。体を左右どちらかに傾けると痛みがやわらぎます。若い人の、男性に多く起こります。痛んでいるときにはいちばんらくな姿勢で硬めのベッドやふとんに寝ます。急性で痛みが強い場合、入院も必要です。

【変形性脊椎症】
起床時や動き始めのときに腰が痛み、体を動かしているうちに痛みは軽くなってきます。ときに脚に冷感やしびれをともないます。壮年から老年に多い。重い場合には整形外科医を受診しますが、痛みが軽くなったら体操療法や温熱療法で治します。

【脊椎分離症・すべり症】
運動時や運動後に腰が痛み、ときには脚まで放散する痛みをともないます。ぎっくり腰と非常に症状が似ているため、整形外科医を受診して、診断を受けることが必要です。

【脊椎カリエス】
はじめは全身のだるさや疲労感に、背中と腰の痛みをともないます。背骨が動きにくくなって、背中がこわばったようになり、背骨の一部が後ろに出っ張ってきます。整形外科を受診します。

【女性と腰痛】
女性の場合、腰部に女性性器である卵巣と子宮があるため、これらの異常が原因で腰痛が起こってくることがよくあります。女性性器の病気の場合、不正出血や、腹部の痛み・はった感じ、過多月経、貧血、便秘、排尿障害などをともないます。
こうした腰痛の原因となる病気には、次のようなものがあります。いずれも早めに婦人科または産科を受診します。

【腰痛の原因となる婦人科の病気】
子宮筋腫/子宮内膜炎/子宮内膜症/子宮ガン/月経困難症

心配のない症状

放っておけない症状

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