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女神散 |
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「女神散」は、浅田家の処方「浅田家方」として知られ、江戸時代、陣中の神経症(戦争ノイローゼ)を治すのに用いられました。女神散は、別名、安栄湯と呼ばれていましたが、婦人の血症に用て特験があるため、漢方の最後の名医といわれた浅田宗伯によって女神散と名付けられました(『勿誤薬宝方函口訣』)。
別名 安栄湯 |
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日本漢方の効能・・・のぼせとめまいのあるものの次の諸症。産前産後の神経症、月経不順、血の道症。
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| 【効能】 |
理気活血・気血双補・清心火 |
| 【適応症】 |
気血両虚の気滞・心火旺:のぼせ・めまい感・頭痛・不眠・イライラ・肩こり・動悸などの心火旺の症候と、憂鬱感・胸苦しい・腹が張る・悪心・腹痛などの気滞の症候に、目がかすむ・しびれ・食欲不振・元気がないなどの気血両虚の症候をともなう人に使用します。月経不順・月経量が少ない・月経痛などをともなうこともあります。舌質は尖紅。
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| 【類方比較】 |
補中益気湯:体力消耗が著しく、下肢倦怠感、下痢、盗汗があり、精神不安のない場合に用います。(脾虚、中気下陥)
抑肝散加陳皮半夏:神経興奮症状が強く、臍の左側で動悸のひどい場合に用います。(気血両虚の肝陽化風)
当帰芍薬散:顔色がすぐれず、下腹部に抵抗、圧痛があるが、季肋部にはそれらがない場合に用います。
小柴胡湯:神経症状が乏しく、右季肋部の抵抗、圧痛(胸脇苦満)がある場合に用います。 |
| 【解説】 |
補血活血の当帰・川芎、補気健脾の白朮・人参・甘草、理気の香附子・檳榔子・木香・丁香、通陽の 桂枝、清心瀉火の黄連・黄芩・大黄(三黄瀉心湯に相応)を配合したものです。
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| 【治療の現場から】 |
★疲れやすい、食欲不振の強い場合には、加味帰脾湯を合方します
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深部での抵抗圧痛を感じることが多い
腹部は緊張がみられる
気虚の症状が多々あり、精神症状がみられます
※この目標に必ずしもこだわる必要はありません。
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| 【使用上の注意】 |
軟便、下痢のものには使用しません。 |
| 【臨床応用】 |
自律神経失調症、更年期障害、産後の神経症 |
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