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1 シミはなぜできるのですか?
  シミの原因は紫外線と皮膚の老化。特に最大の敵は紫外線です。一昔前まで、日光を浴びることは健康に欠かせないものと考えられてきました。ところが、1960年代に紫外線がDNAを傷つけることが明らかになり、80年代になるとオーストラリアやアメリカといった皮膚ガンの発生率が高い国が相次いで対策を打ち出すなど、紫外線と健康との関係がクローズアップされるようになっています。皮膚は外側から順に「表皮」「真皮」「皮下組織」という3つの層から構成されています。

表皮の最も上にあるのが角質層で、最も下(内部)の基底層にはメラノサイトという大事な色素細胞があります。強い紫外線を浴びると、皮膚は最初赤くなり、やがて黒くなっていきますが、これはメラノサイトの働きにより、メラニンが生成されることによって紫外線から体を守っているのです。通常、表皮は4週間で代謝され入れ替わっていきます。このとき基底層にたまっているメラニンも垢と一緒に出て行くわけですが、皮膚の老化などによって代謝が遅くなると、皮膚自体がくすんで見えるようになります。さらに、紫外線を長年浴び続けていると、色素細胞(メラノサイト)の遺伝子に異常が生じ、メラニンを過剰に作り出してしまいます。その部分がシミになって見えてしまうのです。
2 シミに効果がある漢方薬?
  美容に効果的な漢方薬はいくつかあります。ここでは最も代表的な「当帰芍薬散」をご紹介しましょう。当帰芍薬散は、昔から女性の聖薬と言われるほど著名な漢方薬で、手足の冷えや貧血、肩こりなど女性特有の症状に用いられますが、顔のくすみやシミを改善する効果もあります。
 1つは、皮膚に栄養を行き渡らせ、表皮の新陳代謝を促進してメラニンを角質層にまで押し上げ、垢として除去する働きです。もう1つは、血行促進することによってメラニンを血管の中に排出する作用です。この2つの働きによってシミを改善すると考えられます。本来、皮膚が持っている働きをサポートするわけです。
3 L-システインやビタミンC
  L-システインは日焼けによってできたシミに効果を発揮しますが、「シミができやすい体質」までは改善できません。シミの最大の原因は紫外線ですが、シミができやすい人とできにくい人とがいます。
シミができやすい体質とは「冷え症体質」の方です。クーラーに弱い、一年中膝掛けを手放せない、足が冷えて眠れない、貧血気味で体力が弱い。このような女性は末梢の血管まで栄養が行き渡らないのでエネルギー欠乏状態となり、体の冷えや顔のくすみが表われるのです。当帰芍薬散には、体内の血液循環を良くして細胞の隅々まで栄養物質を送り込む働きとともに、水分の代謝を調整する働きがあります。この働きによって冷え症を改善するだけでなく、皮膚の血行も促進してシミを改善するのです。もちろん、L-システインやビタミン剤などと併用していただけば、さらに相乗効果が期待できると思います。
4 どのくらい服用期間?
  夕ーンオーバーと言いますが、皮膚は常に新陳代謝をしています。表皮は基底層で生まれてから角質層で剥がれ落ちるまで、4~6週間かかるとされています。従って、効果を実感していただくためには、少なくとも1カ月から1カ月半は服用いただくことをお勧めします。2週間ほど服用すると体が温かくなり、顔の血色も良くなっていくと思います。
5 当帰芍薬散の目安となる症状
  浮腫と疲れが特徴として挙げられます。夕方になると足がむくむ、二の腕がたるんでいる、朝起きると顔がむくんでいることがある、疲れやすく体全体が垂だるい、といった症状です。そのほか、肩こりやめまい、生理痛を伴うこともあります。

当帰芍薬散のほか、ヨクイニンという生薬があります。一般的にはハトムギといった方がいいかも知れません。古くから民間ではイボとりの妙薬として用いられています。利水作用に優れ皮膚の新陳代謝を促進して老廃物を排泄する働きがあり、肌あれやシミに効果があります。ヨクイニンだけでも用いられますが、ビタミンB剤などを配合した商品もありますので、用途や症状に合わせてお選びいただきた
いと思います。

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