うつ病の漢方メカニズムのことなら家庭の中医学  
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  うつ病の漢方メカニズム

五臓の調和がこころと体の健康を支える


 
こころと体、中医学の考え方
五臓の調和がこころと体の健康を支える
感情を表現することによって臓腑の生理機能が正常に戻る
こころの病いは三つに大別される
やり場のない怒りが内臓の機能を失調させる
病態の変化に応じて治療法が変わる
考えすぎが内臓の機能を失調させる
中国の医療事情不安感や恐怖感の診断と治療
現代医学の立場から
パニック障害と加味帰脾湯
うつ病と桂枝加竜骨牡蛎湯
 
   
五臓の調和がこころと体の健康を支える
中医学では、こころと体は一体のものであり、したがって、こころに異常が起きますと、必ず体に影響が及び、体に異常が起こると、必ずこころに影響が及ぶと考えます。「心」「肝」「脾」「肺」「腎」の五臓は、異なる働きをもち、連係し、制約し、助けあいながら、生命を維持する為に必要な基 本物質である「気」や「血」「津液」「精」をつくり、全身に送っています。
つまり、五臓が正常に機能することが、こころや体が健康に活動するための前提条件となります。本能と理性のバランスによってこころの活動が正常に行われます。中医学では、こころや体の活動を総称して「神(心神)」と呼びます。神は、表情や動作、態度や言語として表現されます。神には「魄(はく)」と「魂(こん)」という二つの面があります。 魄は生まれつきもっている本能で、陰に属します。一方、魂は教育や学習、経験などで身につける理性で、魄と魂は依存し、制約しバランスを保っています。
 神は、五臓のうち心に内蔵されています。社会現象や気候、対人関係、家庭環境などの刺激が心に作用すると魂が分析と判断を行い、魄から情志を選んで精神的な反応を表現します。同時に、対応する五臓の働きを変化させて環境に適応させます。また、五臓の機能の変化も心神の反応を起こします。これが正常なこころの活動です。
 
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