月経の異常

月経血量の異常」「過多月経」「過少月経」「月経前緊張症」「無排卵性月経

過多月経
月経の出血量が非常に多量で、血液がかたまりになって出たりします。
思春期のまだ子宮が十分発育しきっていないときとか、更年期のホルモンバランスがくずれたようなときに、よくみられます。
過多月経は、子宮筋腫がある場合に最も多く、ほかにも子宮内膜症、子宮筋層炎などのように、子宮体そのものに器質的な変化がある場合にも過多月経となります。子宮筋腫でも、粘膜下にできている場合は、出血量が多いだけでなく、いつまでもだらだらと続くし、月経のとき以外でも出血することがあります。
また、卵巣機能に異常をきたしたときにも、過多月経となることがあります。
症状は、出血多量と同時に月経痛を伴うことが多いのです。二次的に貧血症となり、貧血症からくる全身症状、動悸がしたり、めまい、頭痛、むくみなどが出てきます。
原因をよくみきわめた上で、適切な治療を受けなければいけません。

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