プロシュア バナナ味 と免疫療法

プロシュア(バナナ味)

プロシュアバナナ味アボットジャパンは、EPA(エイコサペンタエン酸)配合栄養機能食品(亜鉛・ビタミンC・ビタミンE)「プロシュア(バナナ味)」を発売しています。

 「プロシュア(バナナ味)」は、1日2パックを通常の食事に加えてもらうことで、EPA2.2gを摂取することができるドリンクタイプの栄養機能食品(亜鉛・ビタミンC・ビタミンE)。筋肉の合成に必要なたんぱく質を1パックに16g含有しているとのこと。1パック(240mL)あたり300kcalと、エネルギーを効率よく摂取できるという。また、飲みやすいキャラメル味となっています。

EPAには血液の循環をよくする作用などが認められていました。EPA(エイコサペンタエン酸)は、魚油中に多く含まれる長鎖多価不飽和脂肪酸の一種で、ω3(n−3)系脂肪酸で、血液の循環をよくする作用以外にIL6の産生を抑え、筋たんぱく質の崩壊を抑える作用があることもわり癌患者をはじめ免疫系の病気を患っている人に注目されています。

青背魚に多く含まれる栄養成分EPAががんの炎症を抑える

EPAは、がん患者さんにみられる代謝変化を正常化し、がん誘発性体重減少(CIWL)を抑制することが期待されています。その機序は、(1)がんに対する体の免疫反応である炎症性サイトカインの産生を低下させることにより、急性期たんぱく反応(APPR)を低下させ、安静時エネルギー消費量(REE)を下げる (2)たんぱく質分解誘導因子(PIF)及びその活性を低下させることです。

がん誘発性体重減少: Cancer-Induced Weight Loss(CIWL)
がん細胞により引き起こされる体重減少で、通常の栄養管理では体重の改善・維持が困難であると言われています。

たんぱく質分解誘導因子: Proteolysis Inducing Factor(PIF)
がん細胞から放出され、筋蛋白の崩壊を促進する作用があると考えられています。

アボットジャパンHPより