免疫療法最新情報・鹿角霊芝

鹿角霊芝霊芝はサルノコシカケ科に属し、広葉樹の枯木などに生える珍しいキノコですが、古くには秦の始皇帝が、山深く分け入ってまで探し求めた、不老不死の霊薬とも伝えられています。中国漢方では、霊芝は「上薬(じょうやく)」といい、毎日服用しても副作用の心配がないという優れた特徴もあり、健康上の悩みを持った多くの方々に服用されてます。人間の身体に本来備わっている健康維持の力(ホメオスターシス)を霊芝が引き出してくれるのです。霊芝の中でも「鹿の角」のような形状をしたものを「鹿角(ろっかく)霊芝」といいます。鹿角霊芝は、きのこの栽培において1万本に数本だけ出現する珍しいものです。この鹿角霊芝は一般のきのこに見られるような傘の部分がなく、傘の部分から胞子として拡散することができないため、有効成分が子実体の内部に豊富に蓄積されています。鹿角霊芝の特徴です。

鹿角霊芝と医薬品との違い

私達の体は、消化・呼吸・循環・運動・生殖といった器官が60兆個もの細胞から成り立っていますが、それら全体の調和をとっているのが、血管系、内分泌系、神経系、酵素系、免疫系による一大ネットワークです。現在の医薬品には、こんなに大きな生命のネットワーク全体をカバーする力はありません。医薬品は故障の修理に手を貸すだけです。完全復旧は、体内ネットワークによる「自然治癒力」が行うのです。鹿角霊芝のような生薬は、この自然治癒力が働く場面で活躍しています。みずからの生命維持のためにつくり出した多様な物質群から成り立っているのですから、その全体が、私達の健康にも効果をもたらしてくれるのです。

東洋医学舎(現代の「仙薬」鹿角霊芝)より

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