おもしろい中医学の話
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中性脂肪と防風通聖散 |
中性脂肪やコレステロールの数値が高い |
| 「ダイエットの漢方薬は、防風通聖散」こう思っている方が多いのではないでしょうか? 体重を落とすだけならば、体の中にある重い水と便を対外に排泄させれば体重は減ります。しかし、ダイエットするのは、美容のため以外に生活習慣病(成人病)の治療・予防の為に必要です。現代社会では、美食・過食の時代です。「中性脂肪やコレステロールの数値が高い」この状態を中医学的に考えてみたいと思います。 |
中医学的には、「痰濁阻滞」が考えられます。
防風通聖散は、胃熱をとる為の処方です。痰湿をさばけず・少陽経の痰湿はさばけません。無理な使い方をすると、「大 柴 胡 湯と防風通聖散と二陳湯」となります。 |
総論
| 生活習慣病の大半を占める「中性脂肪・コレステロール値が高い」は、食べ物の質・量とそれに対応する脾胃の運化失調に原因があります。糖尿病・高血圧・脳卒中・肝疾患など全部が影響下にあります。従って脾胃の昇降運動が最後まで順調に活動していたら生活習慣病の大半は防げるはずです。 脾胃の運化失調が原因で生じた「痰熱」は体内の必要物質を消耗します。 例えば、熱で汗をかくというのは、身体にとって必要な津液が、汗となって対外に放出されるので、体内は「燥」になります。それで、燥熱が生まれ、この代表的疾患が「糖尿病です」 痰は、熱と肝に影響を与えると、肝ならびに腎の陰液を消耗させ「肝腎陰虚」の状態になります。中でも「肝」は、血液の運行やその量のコントロールをしている臓腑なので、このように肝に問題が起きると、高血圧という状態を作り上げていくことになります。 いずれにしても、生活習慣病は原因として食べ物から出発して食したものが痰や熱を生じさせて発症していると考えます。 防風通聖散は、胃熱をとる為の処方です。 |