薏苡仁湯のことなら家庭の中医学。薏苡仁湯の処方解説は家庭の中医学が参考になります。  
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冠心逐瘀丹

別名で、ウチダの生薬製剤二号方、冠元顆粒、冠源活血丸・冠心調血飲として同じ処方が販売されています。

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  冠心逐瘀丹 カンシンチクオタン
冠心逐瘀丹
 冠心逐瘀丹
 

「冠心逐瘀丹」は、中国国家プロジェクト開発の冠不全(心臓病、心筋梗塞)治療薬「冠心Ⅱ号方」を基にした生薬製剤です。冠心逐瘀丹は、活血祛瘀にウエイトを置かれた処方です。


日本漢方の効能・・・中年以降または高血圧傾向のあるものの次の諸症: 頭痛、頭重、肩こり、めまい、動悸

  冠心逐瘀丹 処方構成
川芎芍薬紅花各2.25g
木香香附子各1.125g
丹参4.5g

  冠心逐瘀丹 中医学解説

【効能】 行気活血・祛瘀止痛
【適応症】 血瘀の症状は、頑固な固定性の鈍痛や刺痛(頭痛・胸痛・胸脇部痛・腰痛・四肢痛など)・夜間に増強する傾向があります。心臓部の固定制疼痛あるいは激痛で左肩から背中に放散する・胸骨部の圧迫感・胸苦しいなどの症状で、舌質は 暗紅~紫あるいは瘀点があります。一般的な血瘀に使用してもかまいません。
【類方比較】 桃核承気湯:症状が激しく、のぼせや種々の精神神経症状、便秘があり、左下腹部に抵抗・圧痛が著明です。
少腹急結の腹証。(下焦の蓄血)
当帰芍薬散:顔色がすぐれず、冷え症の傾向があり、下腹部に軽度の抵抗と圧痛を認める場合に合に用います。(血虚+水毒)
加味逍遙散:季肋部および下腹部に軽度の抵抗、圧痛を認め、不安、不眠などの精神神経症状をより強く訴える場合に用います。(肝気鬱結と瘀血)
【解説】

冠心逐瘀丹は、構成生薬すべては、血管拡張と血行促進の作用をもち、川芎芍薬丹参には、鎮静・降圧作用があります。冠心逐瘀丹は、活血祛瘀にウエイトが置かれ、活血する順気が必要ですので川芎芍薬丹参の行気薬の意義は重要で、行気活血・祛瘀止痛のすばらしい処方です。

【治療の現場から】

痰が多ければ半夏厚朴湯二陳湯を合方します
別名で、ウチダの生薬製剤二号方、冠元顆粒冠源活血丸冠心調血飲として同じ処方が販売されています。

【使用上の注意】 冠心逐瘀丹は妊娠している人には、用いてはならない。
【臨床応用】 狭心症・冠不全・心筋梗塞の初期・脳血栓や脳溢血の初期などで血瘀を呈する人に使用します。

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