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前立腺肥大の治療対策は漢方薬

東洋医学の考え・・腎虚型

前立腺肥大は加齢に伴って生じる内分泌の異常ですので、「腎」の働きの低下と考えられています。東洋医学でいう「腎」は泌尿器系のみならず内分泌系、生殖器系の機能をも含めて考えられていますので、その治療法は「腎」機能を賦活することにあります。
高齢者に多いのは、尿が出にくい、漏れやすいといった症状を伴う頻尿です。ほかにも、手足や下半身が冷える、足腰が重くだるい、尿の色が透明に近い、といった症状が現れます。
また、夜間に何度もトイレに行きたくなるのもこのタイプです。
 このような症状は、体を温める原動力である腎陽が不足し、その影響が膀胱におよんでいるために起こると考えられます。
処方  腎陽を補うとともに腎全体の機能を高める
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