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しもやけと漢方薬

しもやけと漢方薬

しもやけは、冬によくみられる症状です。急に冷えて起こった場合は、体内を温める治療で治りますが、慢性化したり、繰り返す場合は、体質素因を改めることが必要です。
急性のしもやけと、慢性・反復性のしもやけに分けて、治療法を紹介していきましょう。 しもやけは、寒冷によって起こる症状です。そのため、寒い日も外で遊ぶことが多い子どもや、寒い地域に住む人に特に多いと思われがちですが、実際には若い女性などにもよくみられます。これは、寒い冬に薄着をしたり、熱帯産の果物や生野菜、刺身など、からだを冷やす食べ物を食べる習慣があることと関係があります。このような生活を続けていると、血の流れが悪くなったり、陽気が不足する原因となり、しもやけになる可能性が高くなります。
 しもやけを予防するためには、衣食住すべての面で防寒対策をとることが必要です。また、すでに体質的に問題が起こっている場合には、秋に入ってから漢方薬を服みはじめるのもよい方法です。