羅布麻茶(ヤンロン茶・ラフマ茶)

羅布麻茶(ヤンロン茶・ラフマ茶)

燕龍茶(ヤンロン茶・ラフマ茶)、それはかつて探検家スウェン・ヘディンが「さまよえる湖」と呼んだ、中国・タクラマカン砂漠のロプノール湖(羅布泊)にちなんで名付けられた植物、羅布麻を原料とするお茶です。 荒涼とした大地にたくましく息づきながら、春に柔らかな若葉を芽吹き、初夏には薄紅色の可憐な花を咲かせます。その葉から作られるお茶は、昔から土地の人たちの間では、健康を維持する飲み物として親しまれてきました。
 その貴重な飲み物が今、数千年という悠久の時を超え、現代に蘇りました。
羅布麻茶、自然の恵みがいっぱい詰まったこのお茶は、大自然が我々に与えてくれた、かけがえのない宝物なのです。

中国で唯一薬として認可されたお茶の日本番が燕龍茶

ヤンロン茶 その原料、羅布麻とは?
夾竹桃科羅布麻属の多年生宿根で、高さは実に1.5メートルから4メートルにも達するという羅布麻。その姿は、アルカリ性土質の荒れ地や砂漠、河川の両岸などに見られ、中国以外にも温帯地域などに広く分布しています。
 羅布麻のお茶は、中国では古くからからだによいお茶として親しまれ、”羅布麻が自生する地域の人々は、長生きする”と言い伝えられてきました。やがて羅布麻の本格的な研究が、1970年代の始めに開始され、各種研究開発機関により健康に大きく貢献できると認められ、ついには「中国薬典」に掲載されました。しかも、1990年にはお茶の形態のまま薬としての製造認可を得るにいたったのです。
 燕龍茶は、この羅布麻茶という薬を開発した研究者の手で作られた、良質な羅布麻茶葉を日本でもう一度減菌焙煎して、飲みやすく仕上げたお茶なのです。