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田七人参


田七人参
田七人参
  漢方や生薬の薬理研究が進む中、田七人参がいま世界中の注目を集めています。中国では、早くから漢方製剤の主成分として肝臓病や心臓病などの臨床治療に使用されていました。
 人の健康にとって血の質や流れは重要な意味をもっています。血の流れが滞るとさまさまな病気や症状につながります。 
 現在、心筋梗塞や脳梗塞などの血管障害による死亡率はガンの二倍です。血の流れの滞りは、血液の粘着力が高まるとか、血管内に老廃物が付着して血管が細くなるためとか、心臓の働きが悪くなって血液を送れないなどの原因があります。
 これに対しては、血液をサラサラにして流れやすくするとか、衰弱している場合は、血を送る元気をつけ潤いを与えるという方策を取ります。
 血の流れをよくするには病気を防ぐ目的だけではなく、赤血球の生成を促進しているため、体の健康バランスを取れて、食欲不振や疲れやすいなどを回復でき、健康な人にとっても長期的に服用すれば、青春を保って、記憶力もよくなり、年をとっても老人ぽくならず、年齢が延びる作用があります。
 田七人参の肝臓補強作用が優れて、世界中に知られている中国有名な肝臓病治療薬「片仔廣」は、全部成分の85%が田七人参です。または、近年の医療研究により、田七人参のガン細胞の生成を抑える作用を発見され、[ガン抑制に田七人参の格段の効果が認められた](京都薬科大学·木島孝夫博士)という日本癌学会での研究発表がそれです。
 それほどの薬理作用があるにもかかわらず、なぜ日本では最近まで日の目を見なかったのですか。それを解き明らかすカギは、その”希少価値”にあるようです。
 田七人参は特有の効能を持つため、中国では昔から健康を増進する貴重なものとして珍重され、[金不換](金に換えられないという意味)の異名を持つほど貴重かつ高価なもので、ひと昔前までは一部の特権階級、さらに遡れば王侯貴族しか口にすることができなかったというのです
   
田七人参の成分は、サポニン、フラボノイド、ステロ−ル、有機ゲルマニウム、鉄分、アルギニンなど。その他に田七人参特有のトリテルペン配糖体などがあります。特にインタ−フェロンを誘発する有機ゲルマニウム含有量は朝鮮人参の一.五倍程度。それらの成分がガンに対して単体で抑制効果を発揮するのか、それとも複合的、相乗的に働くのかは今後の薬理研究を待つよりないのですが、従来の朝鮮人参が高血圧の人に不向き(血圧を上げてしまう)なのに対し、田七人参は血圧が高くても低くても正常値に戻す働きがあることは特筆すべきでしょう。
 さらに中国雲南省薬物研究所の発表によれば、滋養強壮や生理痛の緩和、貧血や不正出血の症状の改善、アレルギ−性疾患や自律神経失調症などにも有効であるとされています。田七人参の幾多の効能の根本は、増血作用およびその血液の流れを潤滑にするところにあるといえそうです。
   
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