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  胃腸病と漢方

食生活と胃腸病


梅雨時や夏になると多くなる胃腸病。身近な病気であるだけに市販薬もたくさん出回っています。しかし、合う薬がなかなか見つからず、症状が慢性化してしまっている人も多いようです。現代医学と中医学の両面から、さまざまな胃腸病について解説いたします。
現代医学による胃腸病の診断と治療
胃腸病のメカニズム中医学の考え方
胃腸の治療法
食生活と胃腸病
   
1 腸を健康に保つことが長生きの秘訣
  食事時間が不規則でよる寝るまえにたくさん食べてしまう、長い時間食事をとらずに急に食べる、冷たいものの飲みすぎ、辛いものや味の濃いものの食べ過ぎなど、胃腸の調子を崩すきっかけはたくさんあります。すぐに治ってしまうようならいいのですが、不摂生を続けていると、慢性の胃弱になったり、人によっては胃潰瘍などに移行する場合もあります。
また、脾胃が弱くなると、全身に十分な栄養をめぐらせることができなくなるため、だんだん元気がなくなってしまいます。脾胃を健康に保つことが、長生きに秘訣といっても過言ではありません。
胃腸病が進行すると痛みの部位が固定される
 胃腸病がまだ軽い状態にあるか、それともすでに体の深い部分にまで進行してしまったかは、痛みの状態である程度判断できます。おなかが張って、そのあとシクシクと痛み,部位も決まっていないようであれば、まだ病気が軽い証拠です。刺すような痛みが持続し、痛む部位が固定化した場合は、かなり病気が進行したと考えなければいけません。しかし、ガンの場合は別です。初期の自覚症状はほとんどありませんし、胃腸が弱い人ほどなりやすいということもありません。かえって、胃腸が丈夫だと過信している人が、気がつかないうちにガンに浸されていることもあるのです。
2 アルコール
  お酒好きの人にとって、胃腸とアルコールの関係は気になるところでしょう。
 酒は「熱」の性質をもった飲み物で、少量なら血をめぐらせたり、生理代謝を整えるなど、体にいい働きをしてくれます。ところが飲みすぎると、本来下に行くべき胃の働きを熱によって逆行させてしまうため、吐き気や嘔吐といった症状を起こします。翌朝に下痢をするのは、酒の水分(湿)が、脾に影響を及ぼした証拠ですし、尿が紅茶のような濃い色になるのは、酒がもつ熱のせいです。
 過度の飲食を毎日のようにくり返すと、やがて脾胃とともに機能しなくなってしまいます。
また、ビールが好きでたくさん飲むという人は、胃にもともと熱をもっていることが多いようです。こういう人が強いアルコールを飲むと、さらに胃が熱を与えることになり、胃壁が急に破れたりしますので注意が必要です。 

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