花粉症の漢方治療と予防と通竅のことなら家庭の中医学  
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通竅は、中医学の基本理念に従い、中医学理論に基づいて製品化された漢方サプリメントです。
 
  花粉症の漢方治療と予防と通竅

中医学で考える「鼻鼽」(びきゅう)に通竅


アレルギー性鼻炎などの花粉症と中国伝統の漢方薬理論である中医学による解説
花粉症(アレルギー性鼻炎)と漢方薬(中医学)
西洋医学から見た花粉症
中医学に見る花粉症の原因と症状
花粉症の治療と予防
花粉症の漢方治療と予防と通竅
 
1 花粉症の4大症状
  くしゃみが連続して出る
水っぽい鼻水を1日4回以上かむ
鼻が詰まりやすい
かゆい・鼻、目、耳
2 春と秋に花粉症の症状が出る人(発症の季節が決まっている)
  季節性は、外感の面、すなわち風邪の侵襲が明らかであり、症候も通年性と比較すると激しく、病変の範囲も目・耳などと広いのが特徴です。

風邪が衛気不足に乗じて侵襲し → 肺の宣散粛降機能が乱れ → 津液の運行障害から飲邪が生じ → 風飲相摶となるか、風邪がもともと内生していた水飲を揺り動かすことにより、肺気が阻滞され、急性の発作が引き起こされます。
特に、春は四季の中で、風邪が盛んであるため、多くは春に発症します。この時、衛気不足の程度は軽いので、他の病邪である風邪・飲邪に対する抵抗が激しいため、症状も顕著になります。また、目の充血や目の瘙痒・顔面紅潮など熱症状を伴うアレルギー性鼻炎は、もともと肝気鬱結や胃熱がある場合、気の昇降の関係から肺気が障害を受け易く、気滞化火となったためで、肝の竅とされる「目」、胃と関係の深い「顔面」に、熱症状が現れるのも季節性の特徴です。

肺気虚

主な症状の特徴
●鼻・目粘膜のかゆみ
●くしゃみ
●鼻水は水っぽい
●鼻閉
●一日中症状がある。
その他の特徴
●風邪を引きやすい
●息切れ
●冷房や冷えが苦手

臨床の立場から

小青竜湯と通竅

3 季節はそれほど関係しない。一年を通じて症状が起きやすい
  通年性の多くは、衛気不足と水飲が主要な病因です。「通年性」に対する風邪は、一般的には人体を侵犯するほどの力をもたない、ごく弱い病邪ですが、衛気不足があるために、わずかな温度差、風力差、湿度差など、通常では病因になりえないものにも過剰に反応して発作を生じてしまいます。そのため、風邪の侵襲を明らかにしにくいのが一般的です。
衛気不足や水飲も肺・脾・腎の陽気不足によって生じますが、飲邪の性は寒であるため、少量の生冷飲食によっても容易に誘発されます。飲邪が内伏すると、気の運行を阻滞させ、そこで生じた気滞は再び水飲を生じ、陽気を傷つけ発作を反復するという悪循環が形成されます。軽い病変であるにもかかわらず正気が不足しているため難治で長引いてしまいます。治療法は、補気実衛(補気をしながら衛気不足を改善する)・健脾益腎・滌飲です。

脾気虚

主な症状の特徴
●鼻水が水っぽい
●鼻水がネバネバする
●鼻水が止まらない
●鼻閉
●暴飲暴食で症状が悪化。
●疲れると発症しやすい。
その他の特徴
●疲れやすい
●食欲がない


漢方臨床の立場から

苓桂朮甘湯と通竅

通年性は季節に係りなく内外の環境の軽い変化によって発作が生じ、衛気不足と寒飲が主体となり風邪の関与は、あまり明らかでないことが多いでしょう。
すなわち虚実挟雑ですが、正虚邪弱で発症します。
肺・脾・腎の虚によって津液代謝が低下して寒飲を生じ、寒飲が内在するため気の運行が阻滞され、さらに陽気が傷つくといった悪循環が形成されるために難治となってしまいます。

腎虚

主な症状の特徴
●くしゃみ
●鼻水が流れでる
●鼻水が水っぽい
●朝晩に症状が出やすい
●喘息など呼吸困難の咳症状を伴う
その他の特徴
●腰痛を起こしやすい
●頻尿・めまい・耳鳴り

漢方臨床の立場から

真武湯と通竅
牛車腎気丸と通竅
麻黄附子細辛湯と通竅

4 通竅
  補肺脾腎を中心とする標本兼治の新しい理論では,免疫失調を調和させることが大切です。 通竅は、中医学の基本理念に従い、中医学理論に基づいて製品化された漢方サプリメントです。

配合成分及び中医学解説

●冬虫夏草:性温・味甘、帰経は腎肺。益腎温肺で腎陽不足・失温熱の病理状態を改善し、衛気を補う力に優れています。固表

●紅参:性温・味甘微苦、帰経は脾肺心。補益脾肺、固表の働きで脾気虚損・
水湿氾肺による病理状態を改善します。

●紫蘇:性温・味辛、帰経は肺腺。散寒解表通薮。肺気虚損、風寒異気の侵襲による鼻鼽不利を改善し、また解毒作用にすぐれています。

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