サプリメント大百科・・・ガルシニア

ガルシニア

ひとつのサプリメントでふたつのダイエット作用。
体脂肪の合成を阻害しながら満腹中枢を刺激。

期待される効能効果

脂肪の合成抑制、満腹中枢刺激作用

作用

ガルシニアは、インドやスリランカに自生するオトギリソウ科の植物です。果実はオレンジほどの大きさで酸味があり、スパイスや民間薬として利用されていました。果実に含まれるHCA(ヒドロキシクエン酸)という成分は、食欲を調節し、脂肪の合成を抑制する働きがあるので、ダイエットのために用いられます。

栄養学的根拠

食事でとる三大栄養素のひとつである糖質は、ブドウ糖に分解され、筋肉に運ばれてエネルギーとして使われます。
余ったブドウ糖は、肝臓や筋肉にグリコーゲンとして蓄えられます。しかし、それでも余分なものは脂肪に合成されて脂肪細胞に蓄積されます。脂肪も、脂肪酸とグリセリンに分解され、エネルギーとして使われた残りは、すべて脂肪として脂肪細胞に蓄積されます。HCAを食前に摂取しておくと、ブドウ糖や脂肪酸が脂肪に合成される働きを阻害して、エネルギーとして使われやすい形にしておけます。HCAは満腹中枢を刺激して空腹感を少なくし、間食を抑える働きもあります。

摂取の目安

減量するには、サプリメントに加え、食事療法や生活強度を上げるなど、今までの太る習慣から太りにくい習慣へ変える必要があります。
太りやすいライフスタイルを見直した上で、一日あたり250〜1000mg程度を、食前に服用してください。

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