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異物による膣炎・・・女性の為の婦人科サイト

最近目立って多くみ受けられる膣内の異物は、取り忘れられたタンポンです。月経の量が少なくなったころに入れたタンポンを取り出すのを忘れたり、月経の量が多いときには、その前に入れてあったタンポンを取り出さずに、そのまま次のを入れるために、すでに入っていたものが押し込められて、膣の奥深くに置き忘れるのです。
また、自慰をするために使ったものを膣の中に置き忘れたり、取り出せなくなったりして、そのうち膣炎を起こしてしまったりします。
症状は、異様な悪臭と、膿のようなおりものが出るので、ガンにでもなったかと驚いて検査に来院する場合がほとんどです。特にタンポンの取り忘れでは、タンポンにしみ込んだ月経血の腐敗臭と重なって、たとえがたいほどの悪臭を放ちます。
治療は、いうまでもなく異物をとりだしてよく洗浄し、抗生物質の膣錠を使うと同時に、経口的にも十分抗生物質を使って、子宮内膜炎とか卵管炎まで進まないようにしなければなりません。

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