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含まれる主な成分

人参サポニン(ジンセノサイド)、ステロール、アダプタゲン、バナキシトリオール、アミノ酸.ペプチド、オリゴ糖 

以下のことがきになるかたの健康管理に

糖尿病、動脈硬化症、高脂血症、高血圧、老化、ストレス、疲労、発熱、低血圧など。このほが肖炎抗菌、健胃整腸、肝機 能強化、止血・強心、抗腫瘍、内分泌器系・中枢神経系・心臓管系への有用作用、放射線照射に対する制御作用などもある

古来より珍重されてきた滋養強壮に優れた食品

朝鮮人参、御種子人参とも呼ばれる高麗人参は、古くから中国や韓国、そして日本において滋養強壮に優れた食品として珍重されてきました。中国では梁の陶弘景(452−536)という人が編纂した薬物書の古典「神農本章経」に早くもその名が現れ、漢の張仲景が著した『傷寒論』(196〜220年)にも、「113処方中21人に人参を配合処方した」という趣旨が記されています。
韓国にも、母親の病気を治すため岩山を上り高麗人参を採取したという1500年前の逸話が残されています。高麗人参に鶏肉、ナツメ、モチ米を使った参鶏湯(サムゲタン)が代表的な強壮料理であることは、広く知られるところです。日本でも奈良時代の739年に潮海国の使者により進上品として持ち込まれるなど、高麗人参の食効は早くから知られていましたが、とりわけ江戸中期の8代将軍吉宗の時代には、幕府の財政立て直し策として江戸城内で高麗人参の人口栽培研究が密かに行われ、その種子と技術を全国に配布、栽培を奨励しています。ちなみlこ、この経緯から高麗人参の別名を「御種子人参」と呼ぶようになりました。
残念ながら江戸幕府が全国に広めようとした高麗人参栽培の技術は、今では福島・長野・島根の3県のみに残されているに過ぎません。700年ほど前から栽培技術を確立し、量産化に成功している韓国とは対照的と言えるでしょう。

自然に育まれた栽培困難な植物

 しかし高麗人参の栽培は、ある意味非常に難しいものです。最大の理由は、高麗人参が育つ過程で土中の栄養素を大量に吸収してしまうことにあります。高麗人参を一度栽培したら、40〜50年は不可能と言われるほど(「15年」という説もあり)。栄養吸収のすさまじさを物語っています。それだけに、栽培年数によって効果も価格も大きく変わってきます。長期間栽培されたものが望ましいことに違いありませんが、最低でも3年以上のものでないと十分な食効を得られないとされています。ちなみに天然物は、現在ほとんどありません。稀に天然物が中国や韓国で発見されることがありますが、きわめて高価な値付けがされています。

人参とは異なる食効多彩な万能食物

 さて、高麗「人参」とは言いますが、私たちが普段口にする人参とはまったく異なるものです。高麗人参は滋養強壮に効果があるとされるウコギという植物の仲間。ウコギ科の多年草オタネ=ンジン(学名:PanaxginsengC.A.Maye「)の根のことです。主成分は前述のとおり人参サボ=ン、ステロール、アダプタゲンなどで、サポニンそのものは滋養強壮、血液循環や造血、消化器の強化、解毒等に良いということが知られています。実はサボ=ンという物質は多くの植物にも含まれているのですが、高麗人参などに含まれる人参サポニンは他の植物のサポニンとはまったく異なるもの。しかも高麗人参には30種類以上の人参サポニンが含まれています。加えて高麗人参にはガン細胞やエイズウイルスの増殖を抑える働きが最近見つかったアダプタゲンなどの成分も含まれていることから、食効も多彩です。しかも化学的に合成された薬品とは異なり体に無理なく効果を発揮します。「生体の機能を調節し、防御能力を高め、老化を防ぎ、精神的・肉体的活動能力を高める」働きが高麗人参にはある、と言えます。まさに万能の植物と言ってもいいでしょう。

高麗人参ミニ知識

 人参は、処理方法と保存の仕方に同よって、「白参」「紅参」と分けて呼ぶことがあります。畑で収穫したものを「水参」、その水蓼を乾燥させたものを「白参」と苦います。水夢を80〜90℃の水で10〜20分沈殿させてから一気に乾燥させたものを「太極参」と言います。水参を蒸し乾かしたものは「紅参」と呼ばれています。

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