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山豆根

生薬情報目次

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山豆根(さんずこん)

マメ科(Leguminosae)のSophora subprostrata chun et T. chenの根を乾燥したもの

【出典】 開宝本草
【別名】 広豆根(コウズコン)
【成分】 アルカロイドのmatrine、anagyrine、methylcytisine、フラボノイド、イソフラボノイド
【効能】 清熱利咽、消炎
【薬理作用】 清熱利咽
消炎作用・抗腫瘍作用
【臨床応用】 咽喉や歯鹹の実熱の腫脹疼痛に、玄参・桔梗などを配合している。射干・牛旁子を配合して、たとえば喉痛方を使用してもよい。ただし咽喉の虚火による腫脹疼痛には適していない。
ガン(とくに肺ガン・喉頭ガンの初期)に対する補助薬として、白花蛇舌草・魚腥草などを配合して用いる。ただし、治療効果については観察を続ける必要がある。
子宮頸部炎や口内炎に、山豆根の粉末を外用すると消炎効果がある。
【性味】 味は苦、性は寒
【帰経】 心・肺経
【処方】
【用量】 内服には6~9g。粉末は2~6g、外用は適量
【使用上の注意】
【産地】
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