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銀杏

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銀杏(いちょう)

ユリ科Liliaceae アマドコロPolygonatum officinale All.の根茎を乾燥したもの。

【出典】
【別名】 銀杏(ギンギョウ)
【成分】 ginnol C21H34O2 ・ ginkgolic acid C21H32O3 ・ hydroginkgolinic acid C21H34O3 ・ tannic acid ・カリウム塩・糖、灰分にはカルシウム・リン・マンガン・鉄。
【効能】 抗利尿、抗結核
【薬理作用】 斂肺益気・止咳平喘
抗利尿作用、抗結核作用
【臨床応用】 主として肺熱の咳嗽・呼吸困難に用いる
【性味】 味は甘・苦・渋。性は平。小毒
【帰経】 肺経
【処方】
【用量】 6~15g。生銀杏は少量を用いるべきで(腹部膨満・呼吸困難をおこすことがある)、熟銀杏はやや大量を用いてよい。
【使用上の注意】 銀杏には軽度の毒性があるので、過量に服用してはならないし、また長期間服用すべきではない。特に小児は、大量に服用すると中毒をおこしやすい。ひきつけ・発熱・不安・嘔吐などの症状が現れたら、胃洗浄して鎮静剤を投与すべきである。
生銀杏は去痰清熱の効能が強く、熟銀杏は定喘・縮尿の効果が強い。
【産地】
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