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榧子

生薬情報目次

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榧子(ひし)

イチイ科 Texaceae 榧樹 Terreya grandis Fort. (カヤ)の成熟種子を乾燥したもの。

【出典】 名医別録 下品
【別名】 カヤ、榧実(ヒジツ)、柀子(ヒシ)
【成分】 脂肪油・ tannin ・精油
【効能】 駆虫
【薬理作用】 殺虫・緩瀉消積
駆虫作用
【臨床応用】 薬性がおだやかで薬力が充分であるから、腸管内寄生虫の駆除に広く用いる。鈎虫には、百部などを配合して、たとえば榧子殺虫丸を用いると確実な効果がある(条虫の駆虫作用もある)
【性味】 味は甘・渋、性は平
【帰経】 胃・大腸経
【処方】
【用量】 常用量は1回30~40ヶあるいは9~15g。単独で服用する時は1日50~100ヶあるいは30g。炒熟し、かみくだいて服用する方がよい。
【使用上の注意】
【産地】 中国
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