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巴戟天

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巴戟天(はげきてん)

アカネ科 Rubiaceae 巴戟天 Morinda officinalis How. の根を乾燥したもの

【出典】 神農本草経 上品
【別名】
【成分】 糖類、樹脂、ビタミンC
【効能】 温腎補陽、強筋骨、去寒湿、抗菌
【薬理作用】 温腎補陽・強筋骨・去寒湿
コルチコイド様作用・降圧作用、抗菌作用
【臨床応用】 淫羊霍と同じであるが、作用はおだやかである。腎陽虚によるインポテンツ・腰痛などにも使用するが、実際には強筋骨・去寒湿の力が強いので、下焦(肝・腎・膀胱などの臓腑のこと)や腰・膝の寒湿による障害に適している。
腎陽虚による失禁・頻尿に用いる。温腎の効能を利用する。また、インポテンツ・遺精にも使用する。
風湿による腰や膝の疼痛・脚気の浮腫・筋肉が萎縮して無力なもの・腎陽虚の症状がある慢性病患者などに用いる。
【性味】 味は辛・甘、性は微温
【帰経】 腎経
【処方】
【用量】 6~12g
【使用上の注意】 陰虚火旺・尿量が少ない・口や舌が乾燥するものには使用すべきでない。
【産地】 中国
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