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白花蛇舌草

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白花蛇舌草(びゃっかじゃぜつそう)

アカネ科 Rubiaceae 白花蛇舌草 Oldenlandia diffusa (Wild.) Roxb. (フタバムグラ)の全草を乾燥したもの

【出典】 広西中薬志
【別名】 蛇舌草
【成分】 methatriacontane ・ stigmasterol ・ usnic acid ・ oleanolic acid ・ β-sitosterol などの7種類の結晶性物質
【効能】 清熱、利湿、解毒、消癰
【薬理作用】 清熱祛瘀・消癰解毒
抗菌作用・抗感染作用
【臨床応用】 急性虫垂炎(単純生)に用いる。白花蛇舌草60gを水煎し毎日2~3回服用すると、治療効果は良好である。
浮腫・タンパク尿をともなう急性腎炎に用いる。
尿道炎や膀胱炎に用いる。
骨盤内の炎症に用いる。
青蛇の咬傷に用いる。青竹蛇(マムシ科 Viperidae 。青竹蛇 Trimeresurus aebolabris Gray T. stejnegeris Shmidt.)の咬傷には、白花蛇舌草15~30g(新鮮品・乾燥品どちらでもよい)を白酒250mlで3~5分間煮沸し、2~3回に分けて服用する。
ガンの治療に試験的に使用している。ガンに対する方剤に白花蛇舌草30~60gを加えているが、治療効果についてはさらに観察が必要である。
【性味】 味は甘・淡、性は涼
【帰経】 胃・大腸・小腸経
【処方】
【用量】 15~60g。ガンの治療には75~150g
【使用上の注意】
【産地】 中国
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