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加味温胆湯

加味温胆湯(かみうんたんとう)

加味温胆湯「加味温胆湯[カミウンタントウ]」は、漢方の古典といわれる中国の医書『千金方[センキンホウ]』に収載された薬方です。
胃腸が弱く、胃腸機能の衰えや精神的ストレスなどによる不眠症・神経症に効果があります。

製品名称 クラシエ加味温胆湯エキス顆粒
参考価格 ¥9500(税抜き)
成分 成人1日の服用量3包(1包2.0g)中
加味温胆湯エキス粉末・・・3,100mg 〔ハンゲ2.5g、ブクリョウ2.0g、チンピ・チクジョ各1.5g、ショウキョウ・キジツ・カンゾウ・オンジ・ゲンジン・ニンジン・ジオウ・サンソウニン・タイソウ各1.0gより抽出。〕 添加物として、ヒドロキシプロピルセルロース、乳糖を含有する。
効能 胃腸が虚弱なものの次の諸症:神経症、不眠症
用法用量 次の量を1日3回食前又は食間に水又は白湯にて服用。
成人(15才以上)・・・1回1包
15才未満7才以上・・・1回2/3包
7才未満4才以上・・・1回1/2包
4才未満2才以上・・・1回1/3包
2才未満・・・1回1/4包
販売サイト 加味温胆湯エキス顆粒「クラシエ」 90包 の通信販売(通販)【ナガエ薬局】

加味温胆湯料(煎じ薬)・ K22(薬局製剤)

「加味温胆湯[カミウンタントウ]」は、漢方の古典といわれる中国の医書『千金[センキンホウ]』に収載された薬方です。胃腸が弱く、胃腸機能の衰えや精神的ストレスなどによる不眠症・神経症に効果があります。

製品名称 加味温胆湯料(煎じ薬)・ K22(薬局製剤)30日分
参考価格 ¥
成分 半夏5.0;茯苓4.0;竹茹・陳皮・酸棗仁各3.0;甘草・大棗・枳実・遠志・玄参・人参・地黄各2.0;乾生姜1.0
効能 胃腸が虚弱なものの次の諸症:神経症、不眠症
用法用量 水を500ccと薬1日分(1袋)をその中に入れます。 弱い火で水が約半分になるまで煮詰めます。薬を取り出し薬液を1日2回に分けて服用します。
大人は上記の通り
14才~7才 大人の2/3
6才~4才 大人の1/2
3才~2才 大人の1/3
2才未満 大人の1/4
3カ月未満 服用しないこと
を1回とし1日2回服用
販売サイト  

加味温胆湯中医処方解説

痰熱上擾による精神不安に用います。寝つきが悪い、多夢、驚き易い、動悸、口苦、口が粘るもので不眠症の方に適応されます。

処方名 加味温胆湯
効能 清熱化痰・滋陰益気・補血安神・和胃降逆
解説

加味温胆湯は脾胃の機能が低下したために起こる痰湿に対する二陳湯(半夏・陳皮・茯苓・甘草・生姜)に清熱化痰の竹茹、理気の枳実を加えた温胆湯に鎮静、補気、補血の生薬を加え、不眠、動悸、驚き易いなどの精神不安をより鎮めるように加味したものです。

治療の現場から いらいら、のぼせが強いときは、黄連解毒湯を合方します。 ゆううつ感、怒りっぽい、胸脇部の脹った痛みなどのあるときは、小柴胡湯などの柴胡剤を合方します。
臨床応用 神経症、胃腸障害による不眠症、胃下垂症、胃アトニー症、アルツハイマー症