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加味平胃散

加味平胃散(かみへいいさん)

加味平胃散加味平胃散は、平胃散に神麹、麦芽、山査子を加えたもので、胃がもたれるタイプの人の食欲不振、消化不良などに奏効する胃の薬です

製品名称 加味平胃散エキス細粒G「コタロー」90包
参考価格
成分 成人1日の服用量3包(1包2.0g)中
水製エキス 4.1g (ソウジュツ3.2g,コウボク・チンピ各2.4g,カンゾウ・ショウキョウ各0.8g,タイソウ・シンキク・バクガ・サンザシ各1.6g)
添加物として含水二酸化ケイ素、ステアリン酸マグネシウム、トウモロコシデンプン、アメ粉を含有しています。
効能 体力中等度で、胃がもたれて食欲がなく、ときに胸やけがあるものの
次の諸症:
消化不良、腹部膨満感、食欲不振、胃腸虚弱、急・慢性胃炎
用法用量 次の量を1日3回食前又は食間に水又は白湯にて服用。
成人(15才以上)・・・1回1包 15才未満7才以上・・・1回2/3包 7才未満4才以上・・・1回1/2包 4才未満2才以上・・・1回1/3包 2才未満・・・1回1/4包
販売サイト

加味平胃散中医処方解説

消化を助け食滞を取り除く平胃散にさらに消導薬の神麴、麦芽、山査子を加えたものです。気の流れを改善し、胃腸の働きを正常に戻し、食べたものの消化を助けます。平胃散の名前の由来は、胃内に食毒と水毒が停滞しているのを、等しく平らにすると言うことです。

処方名 加味平胃散
効能 燥湿運脾、行気和胃
解説

理気化湿の平胃散に消導の神麴、麦芽、山査子を加えたすばらしい処方です。平胃散は寒湿の邪を取り除き、神麴、麦芽はデンプンの消化に優れ、山査子は、たんぱく質、脂質の消化を促進し、消化不良、食欲不振などのトラブルを改善し、胃腸をすっきりさせます。

治療の現場から 口の周りにできるにきびには、加味平胃散の併用をします。にきび治療に必要な袪風ができる蒼朮が配合されているからです。
口の周りのニキビには、半夏瀉心湯と加味平胃散。
臨床応用 消化不良、腹部膨満感、食欲不振、胃腸虚弱