急則治標中医学用語解説

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急則治標中医用語解説

キュウナレバスナワチヒョウヲナオス

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急則治標　（キュウナレバスナワチヒョウヲナオス）

治則の1つ。病状が緊急な場合には、まず生命の危険や病状の悪化につながるような症状を治療し（治標）、これによって以後の根本的な治療（治本）の条件をつくること。
例えば、陰虚発熱の患者に急性の咽喉の腫脹・嚥下困難が生じ、虚空が障害されるおそれがあるときは、陰虚に対する本治よりもまず咽喉に対して治療を行い、咽喉の病変が治癒したのちに陰虚発熱の治療を行う。
「緩則治本」の項を参照。

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