タイシャセキ・・代赭石のことなら家庭の中医学  
漢方薬一覧中医漢方処方解説
タイシャセキ・・代赭石中医生薬解説
コンビニ漢方
症状から見た
中医用語解説
無料漢方相談
免責
リンク
著作権
当サイトのコンテンツを複製した運営サイトおよびブログが多々ございます。
当サイトのコンテンツは、当サイトが保有しており、著作権法で保護されております。
当サイトの許可なく複製したり、内容を変更しての2次利用などはしないでください。
 

 タイシャセキ・・代赭石

タイシャセキ・・代赭石

  タイシャセキ・・代赭石  
タイシャセキ・・代赭石
【基 原】
酸化第二鉄と二酸化ケイ素を主成分とする、天然の赤鉄鉱ヘマタイトの塊


タイシャセキ・・代赭石
【出典】 神農本草経 下品
【別名】 代赭(タイシャ)
【成分】 酸化第二鉄のほかTi、Mg、Al、SiおよびH2Oを含む
【効能】 補血、収斂、鎮吐、止血剤
【薬理作用】 鎮胃降気・平肝熄風
鎮静・鎮嘔・止血作用がある
【臨床応用】
  1. 嘔吐・吃逆・おくびを止める。古人はこの作用を鎮逆と称している。嘔吐・吃逆・おくび・上腹部膨満感などの胃気虚の症状があるときに適している。
    食道下部や噴門部の痙攣など、食道部の閉塞感があって飲食物が通過しにくい場合に用いる。
  2. 頭がふらつく・目がくらむ・頭脹感・耳鳴りなどの肝陽上亢の症状を呈する高血圧症で、しかも動悸・歩行時のふらつき・手指の震え・煩躁・便秘などの症状をともなう場合に適している。
  3. 実証の呼吸困難に適している。心臓性喘息で、呼吸促進・胸苦しいなどの喘息発作がおこりそうなときに使用する。喘息発作後に、おくび・汗が出るなどの症状があるときにも用いる。
  4. 肝火・胃熱の吐血で胃気上逆をともない、咳嗽すると嘔吐しそうになる・痰に血が混じるなどのときに適用する。
【性味】 味は苦、性は寒
【帰経】 肝・心包経
【処方】  
【用量】 9~30g。湯剤には砕いて先に煎じる。
【使用上の注意】 [補]微量の砒素(As)化合物を含むので、長期投与で中毒を起こす可能性がある
【産地】 中国からの輸入品が大部分

Copyright (C) 2001 sm-sun.com All Rights Reserved.