セッケツメイ・・石決明のことなら家庭の中医学  
漢方薬一覧中医漢方処方解説
セッケツメイ・・石決明中医生薬解説
コンビニ漢方
症状から見た
中医用語解説
無料漢方相談
免責
リンク
著作権
当サイトのコンテンツを複製した運営サイトおよびブログが多々ございます。
当サイトのコンテンツは、当サイトが保有しており、著作権法で保護されております。
当サイトの許可なく複製したり、内容を変更しての2次利用などはしないでください。
 

 セッケツメイ・・石決明

セッケツメイ・・石決明

  セッケツメイ・・石決明  
セッケツメイ・・石決明
【基 原】
アワビHaliotis diversicolor Reeve(アワビ科Haliotidae)または同属近似のアワビの貝殻を乾燥したもの


セッケツメイ・・石決明
【出典】 名医別録 上品
【別名】 真珠母(シンジュモ)、千里光(センリコウ)、鮑魚皮(ホウギョヒ)
【成分】 炭酸カルシウム、コンキオリン(conchiolin)を含む
【効能】 解熱、利尿、鎮静
【薬理作用】 平肝潜陽・清熱明目
鎮静作用がある
【臨床応用】
  1. 頭がふらつく・目がくらむ・頭痛・頭がはる・耳鳴り・不眠などの肝陽上亢の症状に用いる。高血圧症で上述の症状があるときは、滋陰薬を配合して滋陰潜陽(鎮静・降圧)の効果を強める。
  2. 角膜混濁に使用する。陳旧性・急性を問わず角膜混濁には方剤中に石決明を加える。とくに肝火旺による目の充血・羞明をともなう角膜混濁に適用する。
  3. 肝腎陰虚による骨蒸潮熱に用いる。肺結核・自律神経失調症でよく見られる顔面紅潮をともなう微熱に適する。
    このほか古人は経験的に、石決明は“五淋を治す”としており、現在も泌尿器系炎症に対して使用する。
【性味】 味は鹹、性は微寒
【帰経】 肝経
【処方】  
【用量】 15~30g。煎剤に入れるときは、先に煎じる。
【使用上の注意】 石決明がないときは、真珠母あるいは蛤殻で代用する。
【産地】 日本、韓国、中国


Copyright (C) 2001 sm-sun.com All Rights Reserved.