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 延胡索(エンゴサク)

延胡索・・エンゴサク

  延胡索(エンゴサク)  
延胡索(エンゴサク)
【基 原】
ケシ科 Papaveraceae 延胡索 Corydalis bulbosa DC. または C. ambigua Cham. et Schlecht. (エゾエンゴサク)の塊茎を乾燥したもの。


延胡索(エンゴサク)
【出典】 開宝本草
【別名】 玄胡索(ゲンゴサク)、元胡索(ゲンゴサク)
【成分】 コリダリン(corydaline)、プロトピン(protopine)、ブルボカピン(bulbocapine)などのアルカロイドを含む
【効能】

鎮痛、鎮痙、浄血、痛経

【薬理作用】 活血・理気・止痛
鎮静・鎮痛作用・鎮痙作用・抗消化性潰瘍作用。
【臨床応用】
  1. 浄血・鎮痛・鎮痙薬として頭痛、胸やけ、胃痛、腹痛、月経痛に用いる。特に婦人の月経不通による下腹部の痛みに良い。
【性味】 味は辛・苦、性は温
【帰経】 肝・脾経
【処方】 安中散
【用量】 3~9g 煎剤にしてもよいが、粉剤・アルコール抽出エキスの方が効果がある。
【使用上の注意】  
【産地】 中国、韓国

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