脾気虚が進むと、血や津液、精をからだの上や外に向けて動かしたり、内臓や器官を重力に負けないように支える気の力が低下して、下向きに働くようになってしまいます。
こうした「中気下陥」の状態では、脾気虚の症状に加えて、まぶたに力が入らず、ひどいと上まぶたがたれ下がるといった眼精疲労の症状や、脱肛や子宮脱などの内臓下垂・全身の下墜感などの随伴症状も現れるようになります。
この場合、脾の働きを高めて気を補い、気の升提作用を回復する「補中益気湯」が効果的です。